こんにちは! こぎー(Instagram・Twitter)です。
徐々に気温もあがり春になると、たくさんの花が一気に咲くので何を撮りにいくかも悩んじゃいますよね。
たくさん春の花を撮りたい方は、スポット巡りも計画を立てないと失敗してしまいます。
この記事では季節順に春にどんな花が咲くのかご紹介するので、ノリノリで計画してたくさんの花に癒されましょう。
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撮影したい3月に咲き始める花
桜
見ごろ:3月下旬~4月上旬
春の花といえば「桜」です。ジャパニーズSAKURAです。
3月下旬に梅からのバトンを受け取り、4月上旬まで日本の春を盛り上げてくれます。
満開を撮るもよし、散り際を撮るもよし。
撮影スポットとも多く毎年、違う場所を楽しめる被写体でもあります。
梅と同様にメジロなどの野鳥も蜜や花を食べに来るので、桜をバックに野鳥を撮ることも出来ます。
それに多くの場所でライトアップしていたり、全国のお城でも盛り上がっているので、一番スポット選びで悩むのではないのでしょうか?
僕も桜が大好きなので花見は何度も見に行ったのですが、やはりいいものです。
中国のような庭園に桜の花筏(はないかだ)がグルグルと回って雰囲気がとても素敵な場所です。
満開を撮るもよし、散り際の桜吹雪を撮るもよし。力強さに儚さに妖艶さ。どんな撮り方でも映えてくれます。
名古屋周辺も桜の名所が多く、名古屋城も大人気スポットです。
鶴舞公園は花見と一緒に撮影できて、アクセスも駅の目の前の名古屋で1,2を争う人気花見スポットです。
名古屋駅前も桜が咲いており、ビルとのコントラストが近代的にとることができました。
ちなみに僕は葉桜も緑と桜色のコントラストも好きです。
少し行動範囲が広がりますが、奈良の方へ行けば名所の又兵衛桜もあり、一本桜の存在感に圧倒されました。天の川と桜の組み合わせは感動でした。
名古屋の穴場名所です。名古屋の発展に貢献してくれた水門です。
探せば沢山のスポットがあるので、お気に入りの撮影スポットを沢山さがしてみましょう。
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ミツマタ
見ごろ:3月中旬~4月上旬
木漏れ日が多い森林に群生して咲く、黄色い花で撮り方次第で明るいゆるふわな写真から、暗めの深い森の様な渋い写真までとれる被写体です。
花がボンボンのように丸く咲き、咲き始めは黄色のためボケを駆使すればホタルのような写真も撮ることができます。
そして散り始めると花が抜け白いボンボンみたいな写真を撮ることが出来ます。
時期的に桜と絡め安く桜と一緒に撮影スポットをスケジュールするのもよさそうです。
ミモザ(アカシア)
見ごろ:3月~4月中旬
ポートレートにむいている花で、黄色に包まれたような写真を撮ることが出来ます。
桜の少し前から開花し始めて、時期がよければ桜と一緒に撮影を楽しむことが出来ます。
愛知県だと大府市の大府みどり公園のミモザの森(ポート・フィリップ園)が有名です。
タンポポ
見ごろ:開花は3月~5月、綿毛は4月~6月
サクラに並び春の代名詞なタンポポ。
背丈とは裏腹の根っこが深いことで有名ですよね。実は多年草だそうです。
枯れても見えないところで頑張る努力の人です。 あ、花か。
よく見かける花ですが、花は開花してから1週間程度で散ってしまいます。
開花した後、受粉をすると花が散り、しばらくたつと綿毛になってしまうのです。
開花と綿毛で撮影においては2度おいしい花? といってもいいと思います。
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チューリップ
見ごろ:3月下旬~5月
色とりどりの品種があり、赤白黄色どころかピンクや青などたくさんの色があります。
早咲きだと3月下旬~4月中旬ぐらい、遅咲きが4月中旬~5月ぐらいに咲いています。
可愛らしいチューリップですが、昔からある品種の匂いは土臭く、日本名は「鬱金香(うこんこう)」とお酒のお供ウコンのような香りだそうです。
ネモフィラとの相性もバツグンで、メルヘンの世界すぎて撮っていて楽しいです。
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勿忘草(ワスレナグサ)
見ごろ:3月下旬〜6月上旬
なんといってもまず名前がオシャレで、とーーっても小さくて、可愛らしい花です。
名前の由来は中世ドイツの恋のお話からそうです。
咲いてもすぐに枯れてしまうのですが、見ごろは長いのです。
上の写真は花フェスタ記念公園で撮っています。
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カタクリ
見ごろ:3月~6月
山の斜面などに群生するユリ科の花で、ブナ林などの落葉樹林で見ることが出来ます。
良質な片栗粉(でんぷん)が取れることが名前の由来で、昔はカタクリから片栗粉を作っていたそうです。今は絶滅危惧種のためイモから取るみたいですよ。
愛知県だと紅葉で有名な香嵐渓に群生地があります。
場所により咲き頃が異なり、開花してから2週間ほどしか咲かないため下調べは特に必要な花です。
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撮影したい4月に咲き始める花
藤
見ごろ:4月中旬~5月上旬
栃木県のあしかがフラワーパークや福岡県の河内藤園がとてつもなく有名で、愛知県だと津島市の天王川公園や江南市の曼陀羅寺が県外からも見に来る人が多い有名スポットです。
大きな藤棚に行けば、見上げる限り一面の藤を楽しむことができます。
ネモフィラ
見ごろ:4月中旬〜5月上旬
国営ひたち海浜公園の絶景が有名すぎる花です。
東海圏でも複数の撮影スポットがあり、人気があるため年々撮影できるスポットが増えています。
小さな可愛らしいブルーが、海みたいに広がる景色は絶景としか言いようがない花です。
東海圏だと名城公園、名古屋港のブルーボネット、岐阜県の可児市にある花フェスタ記念公園で見ることが出来ます。
木陰など暗い部分をバックに撮れば、妖艶さを出すことが出来ます。
ツツジ
見ごろ:4月下旬~5月中旬
よく街中でも垣根や花壇に植えられいてみることが出来るツツジ。
鮮やかな赤やピンクに清楚な白など、何気ない風景を彩ってくれます。
見つけやすい花なので、被写体にしたり背景にしたりとアイデア次第ではオリジナリティ溢れた写真が撮れるのではないのかなぁと思っています。
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芝桜
見ごろ:4月~5月
桜の花に色や形が近いため品種が違うのですが、芝のように咲く桜で「芝桜」です。
高原などに撮影スポットが多く、ピンクや白の鮮やかなカーペットの様な写真を撮影できる花です。
愛知県からだと茶臼山高原、岐阜県だと國田家、三重県だと志摩市観光農園辺りの芝桜が有名です。
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すずらん
見ごろ:4月~6月
比較的、標高が高く涼しいところに咲く花です。
小さなベルの様な白い花はとても可愛らしい花です。
僕はブルーボネットに行ったときに陰日向にひそっと咲くのを発見した(上の写真)のですが、中部圏だと岐阜県高山市の漆塚すずらん公園や長野県の入笠湿地が有名です。
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撮影したい5月に咲き始める花
花菖蒲(あやめ・かきつばた含む)
見ごろ:5月下旬~6月上旬
ここでは花菖蒲・あやめ・かきつばたは同種の花でとても似ているため、項目をまとめています。
主に梅雨の時期に咲き、紫や白の色合いの花を見ることが出来ます。
菖蒲祭などイベントも多く、名古屋市だと上の写真の徳川園(花菖蒲)、庄内緑地、刈谷市だと小堤西池(カキツバタの群落)などが有名です。
ちなみに見分け方にコツがあり、生息場所・花の形・背丈に違いがあります。
- あやめ:乾燥した土地、花弁の根元が網目模様、30~60cmほど
- 花菖蒲:水辺の土地に生息、花弁の根元が黄色い、80~100cmほど
- かきつばた:水辺や湿地帯に生息、花弁の根元が白い、50~70cmほど
バラ
見ごろ:5月中旬~6月
いわずもがな、美しさで右に出るものはないほどの優雅さを持った花ですよね。
品種もとてつもなく多く、貴族からも愛される美の象徴です。
ちなみに実は先ほどネモフィラの項目で出てきた可児の花フェスタ記念公園がで世界一の規模を誇るバラ園なのです。(ネモフィラとバラは咲く時期がずれるので注意)
よくバラの季節になるといくのですが、たくさんの品種の量に圧倒されて、時間を忘れてみることが出来ます。
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リビングストンデージー
見ごろ:4月~6月上旬
色鮮やかで見とれてしまうデージー。
こちらも花フェスタ記念公園で撮ったのですが、カラフルなグラデーションは目を奪われるものがありました。
あまり有名な花ではない気がしますが、花フェスタに行ったときは探してみてください。
こぎーのまとめ
春になると待ちわびたかのようにたくさんの花々が見ごろを迎えます。
桜のようなメジャーな被写体も多く、撮影の計画が大変な時期になります。
夜景の撮影では、まだ寒い日も多いため注意して撮影をしましょう!
また春から夏にかけて見ごろを迎える花々もあります。
そちらの夏の花々については別の記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。