こんにちは! こぎー(Instagram・Twitter)です。
春に咲く花の中でも、他の花とは一味違う幻想的な深い森のような写真を撮ることが出来るのがミツマタです。
ミツマタは例年、3月中旬から4月上旬が見ごろで、主に森林で見ることが出来ます。
ミツマタの群生地は少ないですが、関東から南には点在しています。
僕もずっと撮影したいと思っていた被写体なのですが、情報が少なくすこし困っていました。
そこでミツマタの群生地の中でも有名で、観光誘致をしてるスポットや規模が大きな場所の情報をまとめました。
クリックで飛べる目次
関東のミツマタ群生地撮影スポット
焼森山【栃木県芳賀郡】
栃木県の芳賀郡茂木町の南部の逆川地区にある焼森山では、約25,000本のミツマタ群生地を一周できる遊歩道(約650mほど)になっています。
道の駅の、いい里さかがわ館が無料駐車場として使うことができ、47台停めることができます。
いい里さかがわ館からは1時間近く歩く必要があり、土日には群生地までの無料シャトルバスもでています。
そして観賞には保全協力金が、一人あたり200円必要なので小銭で準備しておけばスマートに対応できそうです。
不動尻【神奈川県厚木市】
神奈川県厚木市には、今は廃業している不動尻キャンプ場の周辺にミツマタが群生しています。
キャンプ場の管理棟跡地に生えていた何本かのミツマタが自然に繁殖し、一帯を覆うほどになったそうです。
不動尻までは車で進入できないので、徒歩でミツマタの群生地まで向う必要があります。
30分~1時間ほどのハイキングになり、歩きやすい格好で行くのがベストです。
駐車場は谷太郎林道口や広沢寺温泉周辺が停めやすく、群生地まで約1時間の所要時間だそうです。
駐車台数は少ない(写真を感覚では5台ほど)ですが山神沢広場が最寄で、30分ほどで着くことができるそうです。
東海のミツマタ群生地の撮影スポット
千万町楽校【愛知県岡崎市】
100年ほど前から栽培されている、愛知県岡崎市の千万町のミツマタの群生地です。
日差しが入りやすいように手入れされており、ミツマタが育ちやすい環境になっているそうです。
千万町楽校からは片道約2kmの距離で徒歩で30分ほどかかります。
ミツマタ群生地までは農道となっているため、車での乗り入れをすることができません。
駐車場は千万町楽校に約30台、ミツマタの見ごろの3月~4月のみ臨時駐車場が設けられ約5台停めることが出来ます。
新城市のミツマタ群生地【愛知県新城市】
約約15,000㎡(1.5ha)ほどの大規模の愛知県新城市の県道435号(作手保永海老線)の弓木バス停を北に300mほど進んだ所にある、わき道へ入った先にミツマタの群生地があります。
山の斜面に群生しており、田代川付近にも咲いているため様々なロケーションの写真を撮影できるのもグッドポイントです。
詳しい駐車場や行き方のアクセス情報、雰囲気などを別の記事でまとめています。読んでいってください!
美杉の新名所ミツマタ群生地【三重県津市】
津市美杉町石名原約60年前に多目的利用のため植えられたミツマタが約15,000㎡(1.5ha)の大規模で群生しています。
群生地には駐車場が無いため、麓にある周辺施設や臨時駐車場から徒歩で向うことになります。
また竹原の淡墨桜、君ヶ野ダム、三多気の桜など有名な桜の撮影スポットもあり、セットで撮影に行くのがおススメです。
詳しい駐車場や行き方のアクセス情報、雰囲気などを別の記事でまとめています。読んでいってください!
関西のミツマタ群生地の撮影スポット
あやべ水源の里・老富【京都府綾部市】
京都府の綾部市老富町のあやべ水源の里・老富から約1,200mほどの森林にミツマタ群生地があります。
臨時駐車場が設けられ計60台(第一駐車場20台、第二駐車場40台)となっています。
観賞や撮影には運営協力金200円が必要なので、あらかじめ準備しておきましょう。
ミツマタの見ごろが終わって、4月下旬から5月中旬にはシャガも見ることが出来る2度美味しい撮影スポットです。
本谷のミツマタ群生地【兵庫県宍粟市】
兵庫県の宍粟市一宮町宮町本谷には「西播磨花の郷」という名所に認定されている、本谷のミツマタ群生地があります。
入り口は県道8号線(坂の辻峠)沿いに入り口があり、車も目の前に停めることが出来るのですぐにミツマタの群生地へアクセスすることができます。
駐車場は5台ほど 無料で駐車することができます。
中国・九州のミツマタ群生地の撮影スポット
虫居谷【広島県】
広島県の安芸高田市向原町には坂上地域振興会が整備しているミツマタの群生地があります。
県道29号線からわき道へ入ると群生地があり、わき道の目印の看板が分かりにくいそうなので、近くなってきたら通り過ぎてしまわないように気に掛けながら行きましょう。
駐車は路上駐車になり、路肩に数台か停めれる場所が何か所かあるそうです。
4月上旬にはミツマタの群生地以外にも、2kmほど離れた場所でカタクリの自生地もみることができます。
向原坂のカタクリ群落:〒739-1201 広島県安芸高田市向原町坂
西方寺ミツマタ【大分国東市】
大分県の国東市国見町竹田津西方寺のミツマタは2007年の森林開発で一気に群生地になったスポットです。
国道213号の新竹田津トンネルの両方の出入り口付近にのわき道から向かうことが出来ます。
道幅が細いため注意が必要で、駐車場は路肩が膨らんでいる場所が数か所あるので、そちらに駐車をすることが出来ます。
群生地が2.5kmの間に5か所あり、おおよそ均等な間隔でみることができるそうです。
野倉の里 ミツマタの森【大分県】
大分県玖珠郡九重町にある約50,000㎡(5ha)の大規模なミツマタの群生地です。
野倉集会所の近くが駐車場になっています。
群生地へは車で乗り入れることが出来ず、徒歩で林道を約10分すすむと群生地へ到着します。
林道の入り口で入場料300円を支払う必要があります。
こぎーのまとめ
全国を地方に分けて、ミツマタ群生地の名所撮影スポットをご紹介しました。
幻想的な風景をとれるミツマタは3月中旬から4月上旬までが見ごろで、日光の入りやすい杉などの森林に群生してます。
群生地は関東より南方の地域に点々としてあり、いける範囲でも根気よく探せば穴場もあるかもしれません。
時期的に桜など他の春の花の撮影スポット一緒に回るのにも向いています。
群生地に行く時は「ミツマタに触れない」・「駐車のルールを守る」など僕らもマナーを守りながら撮影をしましょう。