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岡崎城下家康公夏まつり花火大会を乙川河川敷(桟敷席の東側)で撮影

こんにちは! フォトブロガーのこぎー(InsutagramTwitter)です。

愛知県でも人気の高い花火大会、「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」に行って来ました!

50万人近くの人が岡崎城周辺で花火を観覧していて、とても熱気に溢れたお祭になっています。

岡崎の花火は打ち上げ場所が2か所あり、僕は乙川に架かる殿橋の上流側で撮影してきました。

僕が撮影や観覧して感じた情報を記事にしたので、ぜひ岡崎の花火を楽しむのに役に立ててください!

岡崎城下家康公夏まつり花火大会の情報

岡崎は昔から三河花火で有名で、江戸時代から菅生神社の祭礼で奉納花火が打ち上げられていたそうです。

その奉納花火が現在の岡崎城下家康公夏まつり花火大会に繋がっているとのことです。

毎年、8月の第1土曜に開催されるのですが、長良川の花火などとも被っているので少し、どこに行くか悩んでしまう花火でも有ります。

岡崎の花火は開始が19時前から始まり、晴れていれば明るい時間帯から打ちあがります。

天候の状態によってはマジックアワーに打ち上がる花火を撮影できるので、マジックアワーの写真が好きな人にもおススメの花火になっています。

日にち 毎年8月の第1土曜【2019年は8月3日(土)】雨天決行、荒天時は翌日
時間 18:50~21:00(130分)
開催地域 岡崎市康生町
撮影禁止エリア なし
打ち上げ花火数 非公開(約20,000発)
最大打ち上げサイズ 1尺玉
交通規制 会場周辺(17:00~)
公式サイト 岡崎まつり 公式サイト

桟敷席の注意点。有料のチケットがないと入れないよ!

殿橋の下流部の打ち上げ場所の目の前は桟敷席になっています。

桟敷席からは仕掛け花火や2艘の鉾船、「天王丸」「菅生丸」を障害物がない状態で見ることが出来ます。

ですが桟敷席は有料かつ事前にチケットの抽選が有り、当選しがないと入場できないようになっています。

気になる人は6月ぐらいから公式ホームページなどで抽選の詳細を確認しておきましょう。

少し桟敷席方面にも行ってみたのですが、乙川沿いを封鎖して警備員さんがチケットの有無を確認していました。

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岡崎城下家康公夏まつり花火大会の打ち上げ場所詳細

打ち上げ場所が2か所あります。

①メイン打ち上げ場所! 仕掛け花火や2艘の鉾船がある乙川の殿橋下流(西側)

②矢作川河川敷

乙川の方の花火は大量の花火を打った後、数分間隔が有ります。

その間も矢作川では大きめの単発の花火などを打ち上げています。

今回、僕が撮影してきた場所が両方の花火が真横に並ぶ位置でお得感があるので、初めて岡崎の花火に行く人はおススメです。

乙川の殿橋下流

メインの岡崎城近くです。

打ち上げ数が多く、複数の花火を一枚の写真に収めたいときはこちら側で撮影をするのがおススメです。

桟敷席近くでは噴射する花火などの仕掛け花火も見ることが出来ます。

また岡崎城の北北東側(ほぼ北)に行けば、岡崎城越しで花火を見ることも出来ます。

矢作川河川敷

矢作川沿いからも花火が上がっており、こちらは大きな単発の花火が多いイメージです。

ただ、単発かつ周辺が地味なため岡崎城周辺の方が人気があります。

花火の素材撮りやゆっくり花火が見たい人には向いている場所になります。

岡崎城下家康公夏まつり花火大会のおススメのアクセス方法と無料駐車場

一番楽なのは公共交通機関を使用することで、名鉄名古屋本線「岡崎公園前駅」か「東岡崎駅」で下車するか、愛知環状鉄道「中岡崎」で下車して徒歩で会場に向かうのがおススメです。

ちなみに僕は今回、車で撮影に来ました。

周辺に無料開放している駐車場があるので、そちらに停めることをおススメします。

これから3か所を紹介しますが、岡崎中央総合公園は徒歩で打ち上げ会場まで行くのは相当大変な距離になるので、おススメしません。

無料駐車場以外にも駅や市役所の近くにはコインパーキングもあり、鑑賞場所に近い場所に停めれる自由度もあるので、そちらに停めるのも一つの手かもしれません。

岡崎市役所の駐車場

岡崎の市役所が無料で駐車場を開放してくれています。

もちろん市役所自体はお休みのため入ることは出来ません。

ですがお手洗いが駐車場の1階にあるので、便利でした。

ちなみに西庁舎側が250台で、東庁舎側が270台のスペースが有ります。

西側が気持ち打ち上げ場所に近い場所になります。

両方立体駐車場になっており、屋上以外に停めることができれば、直射日光を避けれるのでかなり環境がいい場所でした。

僕は西側の駐車場に停めたのですが、13時30分ぐらいで体感で70%ぐらいがすでに埋まっていました。

先に西側から埋まっていくので、確実に停めたいのなら東側に入る方がおススメです。

こぎー
14時の時点で、1階のトイレに行くときに警備員さんが「西側、満車になりましたー」って、やり取りしてたよ。。(´・ω・`)

〒444-8601 愛知県岡崎市十王町2丁目9番地

明神橋公園

明神橋公園の駐車場350台のスペースが開放されています。

こちらは矢作川の打ち上げ場所とも近い距離に有ります。

周囲に飲食店やカフェ、複合商業施設(コムタウン)があるので、場所取り後の時間潰しや食事には困ることはないと思います。

ただ両方の打ち上げ場所から近く、岡崎城公園から近いのでとても混みそうでした。

〒444-0858 愛知県岡崎市上六名1丁目3−8

岡崎中央総合公園

駐車場は1,500台と一番、駐車スペースが多い場所になります。

ですが乙川の打ち上げ場所まで、ざっと測っただけでも3km以上あります。

炎天下の中、歩いていくのはとても危険なためおススメしません。

コインパーキングなども停めれかかった場合の最終の手段として考えておきましょう。

〒444-0002 愛知県岡崎市高隆寺町字峠1

岡崎城下家康公夏まつり花火大会の写真作例

僕が撮影した場所

僕は乙川に架かる殿橋の上流側で撮影しました。

僕は花火を見ている人を前景に撮影したかったので、三脚を低くしていてもハイアングルで撮影できる場所で撮影をしています。

ハイアングルにするには河川敷の芝生の生えた斜面の土手周辺で場所取りをする必要が有ります。

かなり急な斜面で足を滑らしてこけそうになっている人もいました。

この写真だと中央付近の開けた場所で撮影しているのですが、この場所が周囲で一番カメラマンの密度が多かったです。

2019年の段階で殿橋と明代橋の間に新しい橋をかける工事を行っており(上の写真の右側)、若干場所取りできる場所が少なくなっているせいか、15時ぐらいには、ほぼ場所取りが終わっていました。

今回は工事で周辺が閉鎖されていました。

これからは少し早めに場所取りをする必要があるかもしれません。

土手をすぐ上がった場所には少しですが屋台や臨時のトイレがあるので、小腹が空いたときや緊急時はかなり便利な撮影環境となります。

土手での注意点が少しあり、撮影前にボケーッとしていたら、少し近くに場所取っていた女の子がたこ焼きをこぼしてました。

転がって手前の人のブルーシートがソースまみれになっていました。まさに地獄絵図です(笑)

撮影機材もレンズやレンズカバーが転がったら紛失しやすいですし、、周囲に迷惑をかけてしまうので注意しましょう。

岡崎城下家康公夏まつり花火大会を撮影

17時ぐらいからスタンバイしてゆったり過ごします。

見ていたら場所取りしている人がこの18時を過ぎるとたくさん戻ってきて、足場が少なくなってきて自分の撮った場所に戻るのが大変そうでした。

西日が落ちかかると、だいぶ気温も落ちてきて川沿いで風が通ってくれたので、だいぶ楽でした。

日が沈んだばかりの明るい状態で、18時50分になると花火の打ち上げが開始です。

最初の方はブルーアワーと絡めて撮影をしていきます。

この日はどちらかというと焼けず、マジックアワーを期待していたのですが、、こんなこともあります。

ですが三日月も出ていて、若干ブルーモーメントに近い状態でブルーとパープルのグラデーションが出てくれたので満足です。

3秒とか長秒でシャッターを開けていると、明るすぎる写真になってしまうので1秒以内で調整しながら撮影をしていきます。

周囲が明るく花火の光が目立たなく、少し線が細くなってしまいやすいので少し注意が必要です。


更に深い蒼になってきました。

気分的にあえて青ではなく、蒼です(笑)

シンプルですがカラフルな花火がきれいな形に開いてくれました。

それに月が米粒ですが黄色と空の青色で補色になっているため、目立ってくれています。


暗くなってきました。

連発で打ちあがっていたので、シャッターを15秒以上の長秒で開けておいたら面白い感じになってくれました。

煙の形がかなりきれいで、しかも撮影前の花火が残っている状態で撮影をはじめて、散り際の花火がいい味を出してくれました。

地面から噴出すタイプの花火は白とびしやすいので、少し注意が必要ですね。


中盤の花火です。

赤の細い線が出ている小さな花火とピカッと一瞬だけ光る花火がいい感じに味付けをしてくれました。

噴射している花火の形もきれいで均等に開いて、煙の流れが左の花火とバランスを撮っていてくれて、個人的に色合いも形もだいぶ理想の花火でした。


噴出している花火が左右で違う色で、リフレクションしている色がとてもきれいになってくれました。

しかも上で打ちあがっている花火が形がきれいで、かつ、色が薄いため邪魔をせずとてもバランスがいいです。

若干、左に花火全体が寄っているのでトリミングしてウェイトバランスを取っています。


矢作川の方の花火がとてもきれいで、色合いが統一感があってきれいでした。

シャッターのタイミングが早かったのか、緑色の花火が残ってしまっているのが失敗ですが、バランス取れている感じがして助けられた気もします(笑)

大会が終わっても少し待つと良いことがおきやすい

途中から載せている写真の殿橋が明るくなっているのが気になった方も多いと思います。

それは、、花火が終了して待っていると、殿橋がライトアップを開始したからです。

本当は青以外にも白や赤、オレンジなどにライトアップしていたのですが最初に撮った青い橋で満足してしまいました(笑)

それを後で、フォトショップで比較明合成しています。

そしてなぜ、3枚目の写真は暗いかというと、、花火の後半になる前に足を滑らして三脚を蹴ってしまいました。。

そのため3枚目の写真と上手く合成が出来なくて、殿橋が暗い状態です。

ここの花火以外でも、建物と花火を絡めて撮影するときは普段はライトアップされていそうな建物があるかないかを確認して、少し待ってみることをおススメします。

撮影時の設定

桟敷席だと超広角じゃないと収まりきらなさそうですが、僕が撮った場所だと40mm(35mm換算)で十分収まりました。

しかも奥の矢作川の尺玉の花火もいい感じの大きさで映りこんでくれます。

設定はマニュアルモードで絞り値以外を固定して撮影をしました。

シャッタースピード : バルブ
絞り値 : F8~13
ISO : 100

連発する花火はNDフィルターがないと白とびをしてしまいます。ちなみにNDフィルタはND4を使用しました。

白とびを抑えるためにF13とかで撮影していましたが、F10ぐらいあれば正直、白とびは防げそうでした。

テクニックや注意するポイントはこちらの記事でまとめています。おススメです。

こぎーのまとめ

どの時間帯でも、たくさんの花火が打ちあがっており、モリモリな花火を撮影できて岡崎の花火は見ていても、撮影しても楽しかったです。

場所取りは少しギリギリでしたが、屋台やお手洗いも近くに有り、駐車場も近くで確保できたのでとても快適に撮影をすることが出来ました。

連発する花火を撮影する練習にはとても向いている花火大会なので、お祭気分で自分のオリジナルの花火を撮影しましょう!

そして東海圏の花火をまとめているので、ぜひこの夏も岡崎以外の花火も撮影しに行きましょう!

僕もどこかできっと、撮影しています(笑)

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