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津花火大会を阿漕浦海岸で撮影!アクセスと混み具合の情報もあるよ!

こんにちは! こぎー(InsutagramTwitter)です。

三重県の津花火大会へ行ってきました。

打ち上げる花火の数は1万発を超えており、目の前の阿漕浦海岸という海水浴場から見ることができるので、とても迫力がありました。

三重の花火といえば彩色千輪菊という、大量の花火が一斉に破裂する花火が有名なのですが、津花火大会でも見ることが出来てとても素敵な時間でした。

そんな津花火大会を撮影してきたので、そのときの状況やどんな花火が打ちあがったか、撮影や鑑賞の役に立てる情報のまとめになります。

津花火大会の情報

大正から行われている花火大会です。

海岸沿いを船でギリギリまで近づいた状態で花火を水上に投げ込む海上花火なども有名です。

2019年はちょうど台風が27日(土)にぶつかり、28日(日)に延期され開催されました。

僕は元々、土曜日に桑名水郷花火(日曜日に順延開催)、日曜日に愛知県の豊田おいでん祭花火大会に撮影に行く予定で、津の花火は選択肢に無かったのですが、気が付いたら津花火大会へ赴いていました。

元々の予定の2花火大会は遠くから風景を絡めて撮る予定でした。

日曜日も曇りで、そうなると雲の影響を受ける可能性があったのです。

一番、近くで見たときに迫力ある花火で、しかも彩色千輪菊を近くでみれるならベストな選択肢だと。

おかげで開始前に遠雷と靄が出ましたが、尺玉も隠れることなく特大花火もカメラに収めることが出来ました。

日にち 7月27日(土)荒天時翌日順延
時間 19:45~21:00(75分)
開催地域 三重県津市
撮影禁止エリア なし
打ち上げ花火数 約11,500発
最大打ち上げサイズ 1尺玉
交通規制 阿漕浦海岸周辺
来場者数 約15万人
出店数 約120店

津花火大会の打ち上げ場所詳細

阿漕浦海岸の中央付近の海上、840mぐらいから発射をされます。

メインの花火の発射場所は固定されおり、周囲に何艘もの船が打ち上げや水上自爆用の花火を投げ入れたりするためにいます。

〒514-0803 三重県津市柳山津興

撮影自体は海岸の砂浜の空いたところで出来るので、遅く着いてもほぼ中央からも撮影できそうでした

インスタなどで見ていると屋台などを絡めたり、遠くから望遠しながら撮影も撮影されている方もいました。

僕は県営住宅がある阿漕浦海岸の南側、御殿場海岸と切り替わっって少し歩いたところで撮影をしました。


この花火はオープニングの1尺玉の5方向同時打ちです。

同じサイズの花火なのですが両端で全然大きさが違います。

正面から見ると扇型にきれいに開いているはずです。

最初は「船や打ち上げの位置が今年は悪いのかなぁ」と思っていたのですが、帰って来てからインスタなどで他の方の写真を見て仰天です。

さほど撮影場所によって花火の形が変わることはないと勘違いしていた結果、かなり側面から撮った様な写真になってしまいました。

花火によっては側面からでも味のある形になってくれるのですが、シンメトリーに正面から撮りたいのなら中央に行くことをおススメします。

津花火大会へのアクセス

海上までのアクセスは電車の場合、近鉄名古屋線「津新町駅」から徒歩で約30分ほどです。

車の場合は、大まかに3つの方法でアクセスできます。

①周辺の有料駐車場(一番近い場所で徒歩15分ほど)を利用する。

②津市産業・スポーツセンター(サオリーナ)が臨時の1,000台停めれる無料駐車場があり、そこから有料バスに乗っていく。

※徒歩で会場へ向うには不可能に近い距離なので注意が必要です。

③ボートレース津が臨時で3,000台の駐車場を開放。

僕は③のボートレース津に車を停めていました。

15時手前に到着したのですが、駐車場の出口付近の出やすい位置に余裕で停めることができました。

ちなみに花火を正面から見たい場合は津ボートレースに駐車することをおススメしません

津ボートレースは阿漕浦海岸と御殿場海岸を越えた南側にあります。

阿漕浦海岸の南側まででも歩く距離が長すぎて、とても大変でした。

しかも妻に浴衣を着て貰っていた(熱いし歩幅が狭くなり、階段も辛い)ので、完全に失敗してしまいました。

妻と花火でポートレートをしようとしたのですが、少しお疲れの妻を見て、今回は断念です(笑)

すこしだけ合成用の浴衣姿を撮影して、花火と合成することにしました。

やけに浴衣の女の子が少ないことに、疑問を抱いていましたが、海水浴場を歩いてみて納得です。

砂浜は浴衣(下駄)で歩くには、足元が不安定でバーベキューのゴミや流木などがあるので危険で僕もヒヤヒヤしてしまいます。

パートナーのことを思うのなら、浴衣はあまりお勧めしませんでした。

ちなみにボートレース津からだと、ゆっくりと休憩できる誘惑がたくさんあります

真横にある「ラッツ」という複合施設が涼しくスタバやくら寿司もあり、避暑地として大活躍してくれました。

身軽な格好で、遠くまで歩いていけるのならアリかもしれません。

御殿場海岸の堤防沿いも通ることが出来るのですが、そちらは海の家がたくさんあります。

僕らもラッツで休憩していたのに、そのあと海の家の誘惑に負けて浜焼きを食べてしまいました。

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津花火大会のプログラムと写真

花火は津市の公式サイトを検索すると、当日の大まかなプログラムを知ることが出来ます

プログラムがあるとかなり撮影の難易度が下がるので、調べておくこと推奨です。

19:30分から40分ぐらいまで小さな花火が1分ごとに上がり、そのあと5分ほど大会運営のお話があります。


そして45分にオープニングの尺玉がまず5発あがり開催です。

プログラムのテーマに沿って単発や小さめの花火が打ち上げられ、徐々に盛り上がっていきます。

そして数分の誤差はあるものの、プログラムに書いてある時間になるとテーマのオオトリとなる連続花火や大きめの花火打ちあがります。

最初のプログラムが「落葉散る秋の情景」とのことで、少し寒色な感じの花火が打ちあがりました。

なんかレタッチしていて巨人に見えてきたのは僕だけでしょうか? 


次のプログラム「幸せを運ぶ青い鳥」のラストの花火です。実物もカラフルでとてもきれいでした。

個人的にはブルーの花火が好きなのですが、地味なのです(笑)

でもカラフルな色が入って地味にならず、きれいでした。

なんかゲームのステージ2のボスですかね(笑)たぶんさっきのが水属性でこの写真のは風属性です。


「感謝の気持ちを込めて」というプログラムのラストです。

こちらもカラフルできれいでした。

完全にステージラストの中ボスです。属性なんだろう(笑)


「光の波紋」というオシャレな名前のプログラムのラストです。

ブルーの花火好きとしては、大好物です。

手前と奥の花火の大きさの差が激しいのが分かりやすい一枚です。

こちらはボス感要素が少し少なめ(笑)


「笑顔と元気の街 津」というプログラムの途中の花火です。

徐々に中盤でも大きな花火が上がるようになって来ました。


「笑顔と元気の街 津」のラストです。

どうみても火属性の中ボスです。ありがとうございます。


プログラム「海上大孔雀~天空の孔雀と共に~」です。

こちらでもカラフルな千輪菊をみることができます。


今回、本命の方も多かっただろうプログラム「レモンスカッシュ☆」です。

去年は青の単色の千輪菊だったのですが、今年は黄色と2色編成です。

写真でも豪華ですが、実際に見ていても千輪菊の圧倒的な迫力がひしひしと感じることができるプログラムでした。

写真も無事撮れており、一安心です。


フィナーレ前のプログラム「新名所ミツマタ群生地」です。

尺玉が10発同時に打ち上げられていて、破裂から20秒以上光っていたのでとても存在感がありました。

そして少し白とびを心配したのですが、こちらも無事撮れました。


フィナーレのプログラム「津の夜空に金銀の大瀑布」のラスト前の花火です。

ラストも同じような形でしたが、こちらの方が形がきれいに撮れたのでこちらの写真を載せています。

3分ぐらい、ドカンドカンとずっと打ちあがっており、どのタイミングでシャッターを切るのかとても悩んだプログラムです。


この写真なのですが、レタッチしていてもずーっと、コアラにしかみえませんでした(笑)

魔が差して、目を比較明合成で移植しています。これでラスボスの完成です。

撮影時の設定

今回、プログラム毎の最後の大きな花火を撮ることを前提にカメラの設定を行っていました。

阿漕浦海岸の端で撮影したので画角は16mm(35mm換算)で十分入りきったのですが、正面に行ったら少し狭い画角になってしまうかもしれません。

マニュアルモードで絞り値以外を固定して撮影をしました。

シャッタースピード : バルブ
絞り値 : F8~13
ISO : 100

NDフィルターがないと白とびが厳しそうです。ちなみにNDフィルタはND4を使用しています。

彩色千輪やラストの方はF13で撮影しており、それ以外はF10ぐらいあれば白とびは防げそうでした。

その他の注意するポイントはこちらの記事でまとめているので、ぜひ復習してください。

こぎーのまとめ

とても迫力があり見ていても撮影していても興奮する大きさの花火を見ることが出来ました。

僕自身もこんなに迫力がある花火を見たのは初めてで、病み付きになりそうな魅力がある花火大会でした。

いっせいに打ち上がる、たくさんの花火もNDフィルターを用いて、しっかりとF値を設定してあげれば、素敵な写真として残すことが出来ます。

この夏も東海圏ではたくさん花火を見ることが出来ます。

ぜひ、この夏も花火で楽しみましょう。

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