こんにちは! こぎー(Instagram・Twitter)です。
名鉄の撮影スポットは多数あるのですが、名古屋市の枇杷島の沿線ではマジックアワーの時間帯に目の前をド迫力で走る姿を撮影できます。
比較的、初心者向けの撮影スポットで、僕みたいな普段は風景撮りのにわか撮り鉄みたいな人にもおススメの場所でした。
この記事では撮影スポットの情報やアクセスの仕方、撮影時の写真と感想、そして初心者向けに撮影のコツをまとめました。
枇杷島の名鉄の撮影スポット
撮影スポットは庄内川にかかる高架沿いの南東側当たりの場所で、名鉄名古屋本線「東枇杷島駅」と「西枇杷島駅」のほぼ真ん中にあります。
名古屋本線と犬山線が分岐する「枇杷島分岐点」と庄内川の間の場所になります。
線路の形状からカーブの間にあるため、車両の走るスピードも他の場所に比べて遅いのが特徴です。
枇杷島分岐点の制限速度が50 km/hで、車両によってはゆっくりと目の前を通過することもあり、シャッタースピードを稼ぐことが出来ます。
しかも、ちょうど2つの名鉄線が通るため、頻繁に電車が通過して5分間隔ほどで撮影チャンスが回ってきます。
複数の条件が重なり初心者に優しい上に、時期によっては夕日と名鉄をドラマチックに撮影できる穴場撮影スポットです。
枇杷島の撮影スポットへのアクセス
名鉄の東枇杷島駅と西枇杷島駅のどちらから徒歩で向うのが一番ラクで、東枇杷島駅がわずかに近くて最寄駅です。
車の場合は、駅周辺に複数あるコインパーキングの利用がおススメです。
24時間で400円打ち切りのため、お手ごろに撮影をすることも出来ます。
〒451-0053 愛知県名古屋市西区枇杷島3丁目33−6
枇杷島の名鉄撮影時のコツ
シャッタースピードなど設定
カーブが前後にあるため、車両がスピードを落して進入してきます。
すれ違う際にも、スピードを落すため1/200~1/150sぐらいのシャッタースピードで撮影できます。
ISO感度に関しては僕の写真の様な作風の場合、日が沈む前の明るい時間帯はISO100で大丈夫ですが、マジックアワー時はISO400~800ほどで撮影していました。
日が沈んだ後はISO1600~3200ぐらいでギリギリでした。
最近のフルサイズと明るいレンズならば、ここでの撮影は余裕だと思います。
夕日が名鉄と重なる時期
撮影スポットから西側を望むと夕日が名鉄と重なるのは5月頭から8月末ぐらいまでです。
逆側だと名古屋駅をバックに車両を撮影できるのですが、南側のため朝日は撮影をすることが出来ません。
ブルーモーメントで撮影する場合、年中チャンスがあるのでロケハンや流し撮りの練習で撮影するのにも向いています。
マジックアワーと名鉄を撮影
僕は7月中旬に撮影をしたのですが、梅雨の合間の雨上がりの夕方などは雲の表情も豊かで面白い写真が撮りやすいです。
名鉄沿線のギリギリまで寄ることができるのですが、ミュースカイが西側から来たものを撮影しています。
逆光になるためシルエットにしてもいいですし、車窓に夕焼けがリフレクションするため強調するように撮影やレタッチしても面白そうです。
夕焼けが落ちてきて、赤い車両と銀色の車両が連結してバイカラーになっている車両と絡めて撮影しています。
あまり詳しくないのですが、途中で車両の切り離しがあったりして、バイカラーになっているのですかね?
雲が多すぎると夕日が見えなくなってしまうので、心配して撮影した覚えがあります。
日没後に赤焼けの風景と赤い車両の風景を撮影しました。
ブルーモーメントの時間帯には、名駅も明かりが灯りはじめてきました。
さすがに車両を止めるのにISO感度や絞りが厳しくなってきます。
西側ばっかり撮っていたので、こちら側の撮影がブルーモーメントも終わり、かなりハードモードです。
名駅側から向ってくる電車だとライトが点いており、向って奥側の線路を走るためライトの光が反射して視線誘導に適しています。
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こぎーのまとめ
枇杷島の名鉄沿線では夏の時期に、名鉄と夕日と絡めた写真を撮ることが出来ます。
名古屋駅からもアクセスがラクで、最寄り駅からも歩いて行ける撮影スポットになっております。
普段、電車の撮影をあまりしない人にもおススメの場所で、車両のスピードもゆっくりで、走る本数も多いため初心者にもうってつけです。
暗くなった後でも、周辺には電車と名古屋駅のビル群の夜景の撮影に向いている「向野橋」などもあるので、撮影スポットのハシゴもおススメです。