こんにちは! こぎー(@koggy358)です。
カメラを初めて、いろいろな用語を勉強していると「露出」という言葉がたくさん出てくると思います。
その露出なのですが、間違っても僕みたいに、、
(*´Д`*)でへへ。うふふ。けしからん。
なんて感じている人はいないはず。
普段、僕らが見ている風景は全て光の反射でできています。目で明るさ(光)を取り込んで明暗差や色味などを区別して、どこに何があるかを判断しているのです。
人間の目と同じようにカメラも光を取り込んで写真を生成しています。
カメラの場合、取り込んだ光をイメージセンサー(撮像素子)で電気信号に変えて、普段僕たちが見る写真のデータを作成します。
(ちなみに人間は網膜で光を電気信号に変えて脳でイメージが作られます)
光が行き着く先であるイメージセンサーに光を当ててあげる(照射する)ことをを露出(別名:露光)といいます。
ちょっと難しいですが、とりあえずはポヤっとでも覚えておいていただければ大丈夫です。そのうちイメージが鮮明になってきます。
ですが、この露出と言う言葉を少しでも知っているか知らないとで、のちのちカメラの知識に天と地ほどの差が出てきます。
今回はそんなイメージのわきにくい露出についての基礎のお話です。
適正露出という言葉を覚えよう
適正な露出のことをそのまま「適正露出」といいます。
適正露出とは撮れた写真の明るさが、肉眼で見たままの明るさと同じ状態をいいます。
少し言い替えてみると、イメージセンサー(カメラ)と僕らの網膜(撮った側)の感覚が一致した状態です。
明るすぎず、暗すぎずの状態が適正露出です。
例えばこの写真だと、露出を多くしすぎて明るすぎる写真になってしまっています。
逆に露出を少なくしすぎて暗い写真になってしまっています。
適正な露出で明るすぎず暗すぎずの写真です。
この3枚の写真も人によっては感覚が違ってくると思います。
この写真は早朝に撮影したのですが、もしかしたら僕の適正露出としている写真が少し暗く感じる人も多いのではないのかなぁと思うのです。
このように目で見える明るさも人によって様々です。
なのでぶっちゃけ曖昧なのですが、適正露出なのかは自分の感覚で明るいか暗いかで決まってきます。
まずは一般的に違和感がない程度の明るさが適正露出だと思っていればOKです。
また最近のほとんどのカメラは自動的に明るさを計測して、人にとって丁度いい明るさに設定をしてくれます。
撮影に慣れてくると、カメラの設定よりも明るめのポワっとした写真が撮りたかったり、暗めのカッコいい写真を撮りたくなってきます。
その場合は「露出補正」や「測光」と言う機能で自ら設定を変えて明るさを調節できます。
ですがまだ今は覚えなくてもOKです。意味不明な状態になること必至です。とりあえず「適正露出」のイメージを覚えておきましょう。
露出を決める「絞り値(F値)」・「シャッタースピード」・「ISO感度」の3つ
一般的に露出はは①絞り値(F値)、②シャッタースピード、③ISO感度の三大柱で設定できます。
この3つの設定値は露出を語る上では絶対にはずせない要素です。
この3つは大体はこんな感じの役割を果たしてくれます。
②シャッタースピード:目で言う所の瞬き。時間による光の量、手振れや被写体振れに関与する
③ISO感度:目で言う所の光の感度。画質(ノイズの量)、光の増幅するアンプ的役割
この3つをバランスよく設定して露出が決まってきます。
カメラを始めたばっかりだと、まずはオートで撮り始めると思います。そのときカメラは主に自動で明るさを判別してこの3つの要素を設定してくれます。
カメラが裏で何をしていてくれているかをまずは雰囲気だけ覚えておきましょう。
もしオートの次のステップに行きたい場合は、3大要素の一つ「絞り(F値)」を自由に変更できる「絞り優先モード」がおススメです。
こぎーのまとめ
露出についてイメージできたでしょうか?
あくまでカメラを始めたばかりの頃は、ぼんやりと覚えていく程度で大丈夫です。
でも絶対にカメラを趣味にすると覚えないといけない言葉でもあります。
写真やカメラの趣味はイメージすることも大切な勉強方法です。気楽に露出を普段から意識しておきましょう。