こんにちは! 小さい頃はよく背伸びしていたなぁと思う、こぎー(fa-instagramInsutagramfa-link・fa-twitter-squareTwitterfa-link)です。
カメラにL字ブラケットを装着して、三脚で撮影しているときに縦と横の構図で全く同じ場所にカメラの光軸を持ってきたいことってあると思います。
花火会場や三脚がひしめくスポットでは役に立つ可能性があるので、ぜひ小技の一つとして覚えてみてください。
三脚のエレベーターをオフセットして上げておく
1つ目はあらかじめ縦と横構図のときの光軸の高さの差を調べておき、エレベーター(センターポール)の高さを縦構図の時は調べた値だけ上げておくと、縦構図と横構図の中心を水平を保ったまま、合わせることができるようになります。
三脚の基礎として極力エレベーターは奥の手なので使いたくないですが、最速であわせることができる方法です。
エレベーターも数センチなら影響も少ないので、そこまで風が強くない時やシャッターチャンスが迫っている時の小技的なものと思っていただきたいです。
使うカメラに合わせて、あらかじめエレベーターに(抵抗が無ければ)マーカーで縦と横が揃うようにしておけば、縦と横どちらにも対応することができるようになります。
ですが欠点もあり、L字ブラケット使用時に横構図でエレベーターを一番下まで下げていると、縦構図では三脚の脚の長さを変えないと対応ができません。
あらかじめ構図の変更を意識していないと、使えないテクニックです。
もう一つの手として、とっさに3本の足の長さを変えれるのなら大丈夫ですが、狙った高さに目測で変えるのは感覚では修練しないと難しいと思います。
あらかじめ三脚の足の長さを知っておく
感覚で3本の足の長さを変えるのは、やはり職人技レベルだと思うのですが、あらかじめ三脚にマーカーをしておけばこちらも、何にも考えずに設定することができます。
エレベーターの方法は最小限の動作かつ最速でおこなえるのに対して、こちらは少し時間と場所を取ります。
ですがエレベーターを伸ばしたくない場合の堅牢な光軸合わせをすることができます。
こぎーのまとめ
本当に小技的な感じですが、知っているとどこかで役に立つかもしれません。
といってもシビアな撮影でしか使わない方法で、僕も滅多に使わないのですが。
三脚もシンプルな構造ですが、突き詰めていくと奥が深いです。
基本的な使い方から、いざと言うときの使い方まで考えていると撮影の方法の引き出しが増えます。