こんにちは! 紅葉大好き、こぎー(fa-instagramInsutagramfa-link・fa-twitter-squareTwitterfa-link)です。
名古屋でも珍しく雪吊りがみることができる庭園に「白鳥庭園」があります。
雪吊りといえば石川県の兼六園が有名で、白鳥庭園は金沢からの直伝で教えてもらっているとのことです。
何がここのすごい所かと言うと、紅葉と雪吊りのリフレクションがむっちゃ良すぎてフォトグラファーにおススメの場所なのです。
愛知県でもここでしか見ることが出来ない景色なので、ぜひ見に行くことをおススメします。
かなり撮影スポットがあるので、ぜひ僕が撮ってきた写真や詳細情報でイメージを膨らましてから撮影に行ってください!
ちなみに白鳥庭園の ”白鳥” の呼び方は「しらとり」ではなくて「しろとり」だそうです。
カーナビで「しらとりていえん」と検索しても、いっさい出てこず少しテンパりました(笑)
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白鳥庭園への場所や交通状況の混雑について
全国区的にパワースポットとして有名な熱田神宮がある熱田区に白鳥庭園はあります。
熱田神宮も歩いていける距離なので、名古屋観光で一緒に行くのも県内外の方に問わずおススメです。
白鳥庭園のライトアップの期間とお値段について
2020年の紅葉や雪吊りのライトアップは11月20日(金)~12月6日(日)の計10日間行われています。
また浮き灯篭などライトアートも展示される「あかりアート」が開催されます。
イベント期間中、17:00からは正門のみの入園できます(入り口は正門と北門の2か所)。駐車場が正門の目の前でした。
11月は名古屋市が初めて公園を設置した月で、記念として一日無料開放になります。
ただ開放日は年によっては紅葉が遅くて、見ごろではない場合もあるので注意が必要です。
項目 | 詳細 | 備考 |
---|---|---|
紅葉ライトアップ期間 | 11月20日(金)・21日(土)~23日(月・祝)・27日(金)~29日(日)・12月4日(金)~6日(日)・11日(金)~13日(日) | ライトアップは日没から |
開園時間(ライトアップ時) | 9:00~21:00 | 入園は20:30まで |
休園日 | 毎週月曜日 | 月曜が休日の場合は直後の平日 |
入園料 | 大人:300円 | - |
免除項目 | 名古屋市在住の65歳以上の敬老手帳等所持者:100円、中学生以下:無料 | - |
無料開園日 | 2020年は11月17日(日) | 駐車場は有料 |
※表は表示状況により横へスライドすることが出来ます。
白鳥庭園へのアクセスと駐車場の混雑状況
車で行く場合、正門には有料300円で終日の47台の駐車スペースがあります。
紅葉ピークの土日など混雑時は一台が出たら、一台が入っていく状態の駐車場待ちが発生します。
混雑していても15分ほどで入ることができるのですが、待つのがイヤな人は公共機関を使った方がストレスは無いはずです。
住所は 〒456-0036 愛知県名古屋市熱田区熱田西町2−5
車で行く場合は、大人一人だと駐車場料300円と入園料300円で600円で入ることができます。
あと北側にある「タイムズ白鳥公園」が提携駐車場になっています。
駐車料金は最初の60分が300円で、60分以降は30分100円だそうです。ですが駐車券を白鳥庭園の窓口で見せると300円固定にしてもらえるので、案外タイムズの駐車場も穴場かもしれません。
提示し忘れたら300円固定ではなくなるので注意!
共交通機関で行く場合は若干歩きますが、最寄り駅は地下鉄の名城線「神宮西駅」です。
他にも少し遠くなりそうですが、あおなみ線「中島駅」やJRの東海道本線「熱田駅」、名鉄の名古屋本線「神宮前駅」などからも徒歩で行くことができます。
電車ではなく市バスで行けば、停留所の「白鳥橋」で降りれば目と鼻の先です。
紅葉ライトアップも雪吊りもリフレクションが綺麗
僕は雪吊りが大好きで、2018年と2019年と連続で白鳥庭園へ撮影へ行っています。
雪吊りをメインに見たい場合は空いている無料開放日に、紅葉がメインに見たいのなら11月末ぐらいにいくとベストタイミングで満喫することが出来ます。
三脚が桟橋など狭い場所を除いて使用が可能となっており、比較的撮影出来る場所が多いので日が暮れるタイミングで行ってもたくさん撮影をすることが出来ます。
ライトアップ期間中は暗くて危険な場所が立ち入り禁止になっており、滝がある辺りは立ち入り禁止になっていたので、撮影が出来ないようになっていました。
ちなみに白鳥庭園でリフレクションを撮影するに当たって、一番の強敵と感じたのが、、 ライトとの明暗差、、ではなく。。
ライトで池を照らしたり、大きな音を出して水面に近づくとエサをもらえると勘違いして鯉が寄ってきます。
鯉が作る波紋がリフレクションを崩してしまうことがありました。
雪吊りがある清羽亭のまわりをぐるっと一周して撮影
正門から順路に沿って中央付近へ行くと白鳥庭園の本館、清羽亭があります。
日本古来のお茶室なのですが、囲むように池があり周辺には雪吊りがあります。
僕は池をぐるっと一周して雪吊りを撮影してました。
さらに右側を望むと、たくさんの雪吊りがあります。
ただ奥に大きなマンションがあるので、人工物と一緒に写したくない人は入れないよう工夫が必要です。
リフレクションはローアングルから撮影して地面部の境界をなくして鏡みたいにするのがセオリーです。
ただハイアングルから撮影することで地面部を立体的に奥行きも出せるのではないのかなぁと思います。
雪吊りを撮り終えて振り向いたら、出会橋と後の紅葉がとても綺麗でした。
ちなみに、この出会い橋は三脚を立てるのが禁止なのでマナーを守りましょう。
ここのポイントが個人的にはお気に入りで、紅葉を目立たせて雪吊りと撮影をすることが出来ます。
このときは無料開放日だったのですが来るのが早くて、上部がまだ紅葉していなかったです。
前年に12月頭に撮影に来たのですが真っ赤でした。見に行くのは11月の末~12月頭がベストそうです。
上の池へ向う途中の織田橋を渡った辺りから撮影をしています。
ちなみに右側にある木はシダレザクラで、かなり立派な木でした。
竹林に向う途中、何か所か周囲の木をつかって額縁構図に出来る場所があります。
少し立ち位置を変えるだけで、雰囲気が変わるのでお気に入りの構図を探してみましょう。
更に竹林に近づくと見えるアングルです。
先ほどよりも開けており、雪吊りも大きく写すことができました。
渓谷や滝の近くにある階段を撮影しています。
石畳と竹の手すりが風情があり、階段の造形がとても綺麗でした。
もうちょっと紅葉していたら、かなりの絶景です。
清羽亭の中は穴場のおススメ撮影スポット
正門から進み中央の池の手前には清羽亭へ入るための小路があります。
清羽亭へ向うと梅見門があります。
さらに進むと小さな入り口があり、入って少し進んだところで振り返ると和の雰囲気があり美しかったです。
雪吊りもかなり近い位置から見ることが出来て、清羽亭も近いです。
浅瀬のゴロゴロと転がった石と流れる水の動き、そして明るい部分のリフレクションが動きをつけてくれてます。
竹林には巨大アートが飾られている
竹林もライトアップされており、毎年異なる巨大オブジェクトのアートが飾られています。
このアートは2019年のアートで、三角すいのグルグルが吊るしてあり、長時間露光をすると被写体ブレをしてしまうので5.0sぐらいのシャッタースピードが限界層でした。
少しはなれたところから俯瞰で撮っています。
竹の質感や光の当たり方が綺麗で、幻想的な空間でした。
芝生広場の奥の下の池も穴場撮影スポット
イベントなどが行われる芝生広場の奥へ進むと下の池というリフレクションスポットになっています。
広い池ではないのですが、横に長く一帯がリフレクションしているので構図が自由にたくさん作ることができるカメラマンなら腕が鳴るような池でした。
こちらは前年に紅葉を撮影したものです。ピントが合っていないような気がします。
下の池もかなり紅葉のリフレクションを取るのに適しているので、ぜひ忘れないように立ち寄りましょう。
この池、、、
超、浅いのですが、、
何かいる!!
まさかのカニさん!!多分ですが、モクズカニ(上海蟹)だと思われます。
咄嗟だったので、携帯で撮影してます(笑)
竹筒の行灯アートも綺麗
中の池には行灯が浮かべられていて、幻想的な空間を作ってありました。
正門から中央の池がある場所まで正方形のボックスに入ったライトと竹筒のアートがたくさん飾られています。
池に向かっていてライトアートを最後に吟味して撮ろうとしていたら時間が無くて、このアートの写真を一眼レフで僕は撮れなかったのですが、かなり綺麗でおススメポイントの一つです。
ちなみに竹筒のアートは、竹筒の上部に紅葉や鯉などが彫られていて、光とともに風情があふれ出していました。
こぎーのまとめ
僕的に紅葉と雪吊りが綺麗すぎて、完全にお気に入りの撮影スポットです。
2020年の紅葉や雪吊りのライトアップは11月20日(金)~12月6日(日)の計10日間となっております。
三脚も使用可能で、撮影スポットも多く、楽しんで撮ることができました。
名古屋市内でとてもアクセスもよく、平日もライトアップをしているので、気軽に行きやすいのもナイスなポイントですよね。(2020年は縮小のため土日・祝日のみ)
平日なら人も少なく、土日は他の紅葉狩りスポットを回るのもおススメです。
冬になると寒くて撮影が億劫になってしまうので、ぜひ寒さが苦手な人は今のうちに撮影を満喫しましょう!