こんにちは! 桜グルグル、こぎー(fa-instagramInsutagramfa-link・fa-twitter-squareTwitterfa-link)です。
岐阜には、ナウなカメラマンにバカウケな桜の撮影スポットがあると聞き、岐阜公園内にある日中友好庭園に行ってきました。
実際に行ってみると思ったよりもこじんまりした感じの場所なのですが、とても大人気なのです。
散った花びらが水面をイカダのように浮いていることを花筏(はないかだ)と言います。
人気の秘訣は庭園内の池が水流がゆるやかに渦を巻いていて、桜の花筏を長時間露光して撮影してあげるとグルグルと面白い軌跡を描き、庭園の中国の様な景色と相まって幻想的な写真になるからです。
花筏って、響きおシャンですね。
そんなすごいスポットが名古屋の近くにあるのに、、行くに決まっているじゃないですか。
というわけで車に飛び乗って桜グルグルを撮って来ました。
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岐阜城のふもと、日中友好庭園について
日中友好庭園は岐阜公園の北側にある庭園で、岐阜公園は金華山にそびえる岐阜城へのアクセスポイントにもなっており、庭園からも岐阜城を望むことができます。
岐阜市と杭州市(こうしゅうし)の友好都市の証として作られた庭園で、中国の西湖を模していて中国三千年の歴史的な風情のある庭園となっています。
桜の花筏はこの写真のようにグルグルと池を回っています。
知らない人がみると、こじんまりした池にたくさんのカメラマンが押し寄せているので、不思議がっていました。
日中友好庭園へのアクセス
日中友好庭園へのアクセスは車が一番、利便性があります。
〒500-8003 岐阜県岐阜市大宮町1丁目46
車で行く場合、駐車場は近場のコインパーキング以外に岐阜公園の駐車場が3つあり、この3つの駐車場のどれかに停めることおススメします。
3つの駐車場の特徴をまとめました。
項目 | 第1駐車場 | 第2駐車場 | 第3駐車場 (鏡岩緑地) |
---|---|---|---|
料金 | 300円(1時間以内無料) | 300円(1時間以内無料) | 終日無料 |
場所 | 岐阜城ロープウェイ乗り場近く | 日中友好庭園の北側隣 | 長良川沿い |
利用可能時間 | 午前8:30~午後21:00 | 午前8:30~午後21:00 | 常時利用可能 |
駐車可能台数 | 143台 | 36台 | 279台 |
特徴 | ・2階建ての立駐 ・一通の道が多い ・コンクリート |
・青空駐車 | ・夜は暗い ・青空駐車 ・増水時立ち入り禁止 |
一番近いのが岐阜公園の第2駐車場で隣が日中友好庭園になっています。
停めれる台数も少なく夜21時以降は閉まってしまい、300円がかかる制約もあります。21時までの撮影なら一番ラクな場所です。
時間を気にせず安心して撮影をしたいのなら、無料で24時間可能な第3駐車場がおススメです。そのかわり砂の駐車場なので車をあまり汚したくない人は利用しない方がいいかもしれません。
詳しい地図は岐阜市が発行している「fa-chain岐阜公園駐車場 案内図(pdfで開きます)」が分かりやすいです。
電車でアクセスする場合、JRの「岐阜駅」で下車後、バスの12番 or 13番乗り場から「岐阜公園方面行き」に乗っていきます。そして「岐阜公園歴史博物館前」で下車し徒歩で向かいます。
個人的には車がラクで自由に行動できるのでおススメです。
日中友好庭園の桜のライトアップ時間と混雑状況
24時間いつでも入ることができますが、岐阜公園自体のライトアップが23時に終わるので、同様に日中友好庭園のライトアップも23時におわります。
僕は19時から21時前ぐらいまで撮影していたのですが、19時時点では人が沢山いて、場所取りは難しい感じでした。
池自体は本当にこじんまりしており、20~30人ほどがこのときは池の10数mぐらいのスペースに三脚を並べ撮影をしていました。
うしろで撮影待ちしている人もいる状態でした。
20時30分ぐらいから人が減り始めたので、21時ぐらいから撮影を開始すると構図も練りやすいはずです。
近隣は住宅街なので、カメラマン同士で盛り上がって大声で騒ぐなどの行為は厳禁です。
余談ですが僕が待っているとき、目の前のバカップルが彼女を待たせている状態で、、
と、撮影せずに10分ほど見つめ合いながらイチャコラしてました。
妻は家で、にゃんこと今頃イチャイチャしてるけどな(`・ω・´)キリッ
結局、片付け始めるのですが、その場で片付け始めゆっくりで5分ぐらい掛けていました(笑)
機材の片付けやセッティングは撮影スポットの後ろ側で行うと、周囲から変な目で見られることはありません。
日中友好庭園の桜のグルグル花筏夜景
僕は第3駐車場に停めてしまったので裏側から入ってきましたが、第2駐車場からだと正門から入ることができます。
門構えがもう、良い感じです。この門をくぐるとすぐにインスタでよく見かける池があります。
さっきのアングルからヨッコイショと立ち上がると、豆粒ですが岐阜城も見ることができます。
桜も咲いているので、桜と岐阜城を望遠で撮ることも出来ます。
僕が行ったのは4月の最初の日曜日で、そこまで桜は散っていなかったのですがグルグルすることができました。
シーズン的に4月の最初の週が満開なので、ギリギリだと思っていたら今年は翌週でも全然、大丈夫でした(笑) 桜のシーズンは開花や散り際の状況が読みにくいですね。。
照明のライトが強いので、白とびしないように注意が必要です。個人的にはお気に入りな構図ですが、フレアとかゴーストとかバンバンでます。
どの様に撮っても絵になるので、構図に悩みますが個人的に一番のお気に入り写真です。
一つ前の写真と高さを変えて、少し望遠で撮ってみました。
画角や高さが違うのもありますが、花筏の流れ方が違うだけで雰囲気が異なる写真が撮れてビックリです。
この写真は30分ほど後に撮影しているので最初、現像した後も構図がかぶっていることに気が付きませんでした(笑)
同じアングルでも花筏のグルグルの形が変わってくるので、周囲に気を使いながらも納得いく形になるまで撮影するのがコツです。
池の明るさが数m違うだけで異なり、明暗差があるので設定は常に気を使うようにすると失敗が減らすことができます。
あとはビルが入ってしまうアングルもあるのですが、気になる場合は注意が必要です。
冬には雪景色が美しい!雪を玉ボケにして幻想的に撮影!
春の桜の季節も人気の高いスポットなのですが、冬の雪が降り積もる風景も美しく人気が高いスポットになっています。
雪が積もり始めると、中国の白銀の世界にいるような感覚になってきます。
また降っている雪をスピードライト(フラッシュ)を焚くことで、玉ボケにすることができます。
注意点としては、名古屋から撮影に行かれる方も多いと思いますが、、岐阜に入ると雪の強さが全然違うので、スタッドレスタイヤ必須でした。
こぎーのまとめ
実際に行ってみると日中友好庭園はインスタなどで見るほど広くないのが分かります。
撮影スポットもそこまで多くない感じの場所です。
ですが桜と中国の風情のある庭園は、とても幻想的で綺麗な庭園になっています。
構図の練り方やフレア・ゴーストの対策の工夫、花筏のグルグルの綺麗さなどを妥協せずに撮ることで、オリジナルな写真も取れるのではないのかなぁと思います。
とてもフォトジェニックで楽しい撮影でした。
岐阜城と言えば、月を望遠レンズで上手に撮ってあげると、途轍もなくカッコいい写真が撮れることで有名です。
またそちらの方でも、岐阜をいっぱい撮影したいと思います。