こんにちは! こぎー(Instagram・Twitter)です。
四日市コンビナートの工場スポットはたくさんありますが、その中でも人気があるのが塩浜エリアを鈴鹿川の対岸河口周辺(磯津エリア)からリフレクションさせて撮る写真です。
撮影できるタイミングが限定されており、水たまりがあるときのみの撮影スポットになります。
時間帯によって雰囲気も変わり、素敵な表情を見せてくれます。
この記事ではリフレクションを撮るときのコツや河川敷周辺で撮影できる場所の雰囲気などをまとめています。
雨の後はいっそう、他の四日市の撮影スポットと一緒に回る楽しみが増えるスポットです。
クリックで飛べる目次
四日市のリフレクションの撮影スポット情報
塩浜エリアの昭和四日市石油などの工場を磯津町の鈴鹿川の対岸から撮影します。
アクセスは車がベストで、撮影スポット付近で路上駐車になります。
一応、バスでのアクセスも出来るみたいですが、18時が最終で、1時間に1,2本の停車と少し現実的ではなさそうでした。
鈴鹿川河口では堤防を降りて撮影を行います。
浜辺まで降りず、コンクリートの踊り場があるのでそこで、リフレクションが撮れます。
水たまりは地味に大きく濡れたくないのなら端で、大丈夫なら水たまりに入ってしまい超ローアングルで撮影をします。
リフレクションの撮影条件とタイミング
リフレクションは堤防の下の踊り場に水たまりができていることが条件となっています。
・大潮の時期の満潮が引いた後(時期など運要素あり?)
この2点です。
大潮の満潮後は新月と満月の頃が撮影タイミングで、僕も偶然発見することができました。
ただ大潮で水たまりができていたのは偶然だった可能性もあるので、少しだけ運が絡んでくるかもしれません。
一般的には夏から秋が潮位が高くなるので、時期的に発生ししやすいタイミングがありそうです。
撮影のタイミング(時間帯)は一日中どのタイミングでも、雰囲気のある写真が撮ることが出来きます。
ただ太陽を含む写真は夕方が適していて、朝よりもおススメです。
リフレクションをくっきりと撮りたい場合は、お昼の方が短いシャッターでリフレクションを撮影することが出来るため向いています。
ですが、夜景はライトが輝く幻想的な写真が撮れるので甲乙つけがたい贅沢な撮影スポットになっています。
四日市磯津エリアでリフレクション写真
磯津エリアは対岸のリフレクションで人気が高いですが、河口にかかる橋や海鳥などリフレクション以外にも撮影が楽しいスポットでもあります。
せっかくならリフレクションと一緒に狙ってみてください。
日中のリフレクション写真
工場の写真といえば夜景のイメージですが、お昼でも素敵な写真を撮ることが出来ます。
一番に工場の密度が高いところです。
この日は雲が多くて、とてもいい表情をしてくれました。
向って左側の方を撮影しています。
水たまりの底が写っちゃいました。
案外、これはこれで「リフレクションさせているんだぞ!」って感じの表現が出来てる気がして好きだったりします。
リフレクションではないのですが、干潮だったため浜辺も散策して撮影しました。
夜景のリフレクションを撮影
夜になるとまた雰囲気がかわります。
お昼に比べて少しでも風が吹いていると、リフレクションがぶれてしまいます。
水たまりが浅い場所なのですが、コンクリートの岩肌に反射した光が艶かしいです。
この日は満月だったので、広角で満月をリフレクションさせてみました。
鈴鹿川にかかる橋の周辺も夜景撮影向け
河口に行く前にある鈴鹿川にかかる橋周辺も撮影をしていて楽しかったです。
干潮の時間だと川のリフレクションが少なくて、物足りませんでした。
満潮の時間を狙うとよさ気です。
橋越しにコンビナート群を撮影することが出来ます。
橋の近くから下に行くことが出来ます。
中央に行くと、中央の鉄塔がシンメトリーに近い構図になって、テンションがあがります。
赤い鉄組みの橋の下からコンビナート群を撮ることも出来ます。
広角で撮ることでインパクトのある写真になってくれました。
河口側へ少しだけ移動しました。
秋に来るとススキもたくさん撮影が出来そうです。
海鳥の撮影にも向いている
明るい時間帯は海鳥もチラホラと飛んだり、プカプカ休憩していたりします。
流し撮りもできて楽しいです。
AFがサーボの動体追従じゃなかった(笑)
たぶんですがウミウです。
3匹のフォームが綺麗に一連の動作をしている様に撮れました。
たぶん、、オオミズナギドリです。
リフレクションの撮影のコツ
撮影は風が凪(な)いだとき
風がやんだ瞬間がきれいなリフレクションを撮るときのシャッターチャンスです。
風が吹いていると写る像が、ブレたり揺れてしまったような写真になってしまいます。
お昼やマジックアワーの時間はシャッタースピードが速いので少し凪いだ瞬間でも大丈夫ですが、夜の場合は長時間露出になるのでブレは撮影後に確認するようにしましょう。
木のくずやゴミの映り込みに注意しよう
水たまりにゴミなどが浮かんでいると映りこんでしまい、きれいにリフレクションしてくれません。
満潮時の波や風で飛んでくるのか、こんな感じで10センチぐらいの木くずやゴミが浮かんでいることがあります。
気にせずに撮影をすると、思いっきり映りこみます。
よけて撮影したり、取り除いてから撮影をしましょう。
特に夜景撮影時は気付きにくいので、他の撮影者の迷惑にならないようライトで照らしながら行いましょう。
雲はあった方が表情がでる
工場をリフレクションさせるだけでも十分いい写真が取れるのですが、雲があると表情が出てくれます。
流がせば動きを表現できて、止めても奥行きを表現することが出来ます。
夜景だとほぼ長秒露出になるので、流れを表現しやすいです。
お昼の場合はNDフィルターの1000番などがあると流すことができます。
水平を意識して写真を撮ろう
リフレクションの撮影はシンメトリーな法則性に則っていると、美しいと感じやすいです。
水たまりの撮影は超ローアングルのため、水平を出しにくいです。
特に明るい時間帯に手持ち撮影だと、かなりの確率で斜めになります。
同じカットでも確認しながら何枚か撮っておいたり、10~20分ごとに同じ構図を撮ると後で雲の表情も選択しやすくなるのでおススメです。
バリアングルのモニターがついているカメラだと撮影が便利だったりもします。
レタッチのときに修正も出来ますが、傾きすぎているとトリミングで意図した構図じゃなくなる場合があるので、現場で追い込めるのがベストです。
もしレタッチありきで考えるのなら、少し広角気味で撮っておくと、トリミングのとき自由度が増します。
撮影のときに気をつけたいこと
近隣住宅への細心の気配りを
車を停める場所がないため路肩に路駐になりがちです。
堤防沿いには住宅が並んでいるので、車が邪魔にならないようにする必要があります。
そして深夜の撮影などでは声を出しすぎると迷惑になるので、騒がないようにしましょう。
お手洗いは撮影前に済ませよう
お手洗いが周辺にありません。
来る前に済ましておきましょう。
夜は懐中電灯があると心強い
街灯が少なく、階段がしっかりしているとはいえ堤防沿いまで降りていきます。
足を滑らしてこけたり、海に落下しないように細心の注意が必要です。
防水の靴や長靴を履くこと推奨です
初めてここを訪れたとき、スニーカーを履いていたのですが浅い水たまりや浜辺を歩いたときに浸水して足が濡れてしまいました。
足元はウォータープルーフの靴や長靴だと、浸水を気にせず撮影をすることが出来ます。
機動性の高い長靴ならオールシーズン使用することが出来ます。
僕はワークマンの防寒ブーツ「ケベック」を使用しているのですがつま先まで暖かったです。
1月の深夜に水たまりの上をバシャバシャと歩けるのは安心感がありました。
こぎーのまとめ
ただでさえ工場の風景ってだけでテンションが上がるのですが、そこにリフレクションの要素が加わり、堪らない写真になってくれます。
復習ですが撮影のフローワークはこんな感じです。
・超ローアングルで
・浮いているゴミに注意して
・水平を意識して
・風がないタイミングで撮影
雲の表情や時間帯によってリフレクションの雰囲気も変わってくるので、毎回異なった顔を見ることが出来て通い詰めたくなる撮影スポット間違い無しですよね。
四日市にはたくさん撮影スポットがあるので、塩浜エリアに来たい時間の前後に他のスポットを回ると効率的に撮影も出来るのでおススメです。