こんにちは! こぎー(Instagram・Twitter)です。
写真撮影をした後のRAW現像やレタッチって、正直メンドクサイなぁって人も多いと思います。
そんな人におススメな写真編集ソフトが「Luminar(ルミナー)」です。
ルミナー4を2020年1月から使用しているのですが、レタッチが苦手だけど、テキパキ時短かつ本格的にしたい人にはおススメのソフトでした。
ルミナーは人工知能AIを駆使してRAW現像をすることができ、フォトショップでの複雑な作業もある程度は簡単にでき時短しておこなうことが出来ます。
スマホのGoogle PixelでもAIによる画像処理も話題なように今後、僕らフォトグラファーを取り巻く環境もAIを利用したレタッチが主流になっていくと思われます。
そこでルミナーの導入に迷っている人に向けて検討材料として感じたことをまとめました。
- adobeのLightroomとPhotoshop(Creative Cloudフォトプラン)と比較すると、どちらにも特徴や長所・短所がある。
- レタッチに時間をかけたくないのなら、ルミナー。全てを勉強しながら自分で行いたいのならアドビー製品がおすすめ。
- フォトショップを使用せずライトルームでしかレタッチや現像をしないのなら、ルミナー4を購入した方が断然お得。
→違いを明確にして、好みのあったほうを購入できるよう、損や後悔をしないようにこの記事で比較。
→(アドビーは月額980円、ルミナーは買いきり10,560円)1年で1,200円・2年で12,960円ルミナー4がお得。
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ルミナーの使用感はLightroomとPhotoshopをまとめた感覚
ルミナーの使い勝手ですが、ルミナーはadobe製品のLightroomとPhotoshopをまとめたようなソフトになっています。
ルミナーは写真編集に特化していて、ライトルームと同等の現像機能とフォトショから写真編集で多用される処理が一つのソフトでおこなえるようになっています。
編集項目の画面も雰囲気が似ており、少しでもレタッチをしたことがある人なら体感的に使用できます。
項目は画面の右側に設置されているタブで切り替えることができ、コンパクトにまとまっていて使い勝手もいいです。
またライトルームやフォトショと違い、ソフト間をまたぐ必要が無いのでレタッチで調整をしながら処理をすることも出来て便利でした(フォトショのみの現像の場合は「Camera RAW」を開く必要がある)。
フォトショと同じくレイヤーも作成できます。
同様にブレンド(描画モード)もあるので、ささっと処理することも出来て便利です。
こちらはフォトショで使用頻度の高い、輝度マスク(赤いほどマスクされた状態)をかけたです。
ルミナーとLightroom・Photoshopの比較
有料の写真編集・RAW現像ソフトの購入で悩んでいると、ほとんどの人はadobe製品のライトルームとフォトショップ(Creative Cloudフォトプラン)とルミナーの2つが候補になってくると思います。
下記のような違いがあり、どちらも使用状況によっては利便性が変わってきます。
→マスク処理やオートン効果の処理など複雑な処理も簡単にできる
・ルミナーは買い切り、Lr・Psはサブスクリプション
→ルミナーは10,560円、フォトショップは980円/月。一年以上の使用ではルミナーがお得
・ルミナーはLrに比べて重い
→理由は画像の読み込み方式が異なるため・PCのスペックがよければ違和感は感じない
・ルミナーをLrのプラグインとしても使用できる
→両方のいい所取りができる
ルミナーはワンタッチでレタッチが終わる
ルミナーの強みがAIによるワンタッチでレタッチしてくれるLooksというプリセットです。
しかも驚いたのは、Looksを設定後の雰囲気も一覧で表示されるので、素早く体感的に選ぶことができます。
AIが写真の被写体を判別し、人物や建物など建造物・自然の風景なのかを判別してレタッチをしてくれます。
効率よく時短でレタッチの基礎が出来上がるので、場合によってはワンタッチの数秒で編集が終了することもあると思います。
上記の写真は、とりあえず「AI Image Enhancer」という、ルミナーのAIの標準のプリセットを適用させてみました。
アメリカの会社のソフトだけあり、仕上がりは海外風の彩度とコントラストが少し強めのインスタ映えしやすい写真になってくれてます。
正直、ほぼレタッチが不要なぐらいに編集してくれているので、凝らない限りは気になるところだけ微調整をするだけで完結してしまいます。
ライトルームやフォトショを選ぶ場合、一つ一つの作業を自分でおこないたい人に適しており、ルミナーはAIに作業を分担させて撮影に集中したい人に適しています。
またフォトショは何を勉強して良いのか分からない人も多いと思いますが、ルミナーは処理が自動化しているので理解もしやすいです。
さらにルミナーはAIで写真を解読して状況に応じたレタッチをしてくれたり、地面との境界線を判断して空を入れ替えたり、太陽光を簡単に追加することも出来ます。
元々準備されていたり自分で追加した、空の風景写真を合成する「AIスカイ・リプレースメント」を試してみました。
判りやすいように、こちらは元々準備されている「Starry Night 1」を適用してみました。
細かい調整はしていないので、両端の雲と星空の結合部に違和感があったり、中央付近の鉄塔の後ろに光源ができていますが、しっかりと使いこなせばフォトショで難しい切り取り処理やマスク処理などの合成もお手軽に出来そうです。
海外フォトグラファーの作成過程をYou tubeなどで見ていると空の入れ替えも当然の様におこないます。
マスターすれば海外フォトグラファーみたいな作品としての写真を作る近道になるのは間違いないです。
ルミナーは買い切り、Lr・Psはサブスクリプション
ルミナーは10,560円(税込)で購入できて、買いきりの永久ライセンスになります。
一つのライセンスでPC2台まで運用することができ、さらに他のPCで使用したい場合はライセンスを追加購入する必要があります。
ライトルームやフォトショは月額980円(税込み)のサブスクリプションとなっています。
11ヶ月以上の支払いでライトルーム・フォトショップの方が高くついてしまいます。
購入するときは自分の現像のスタイルに合わせて、考えることで損すること無く購入をすることが出来ます。
ただ個人的な意見ですが、フォトショップを使用せずライトルームでしかレタッチや現像をしないのなら、ルミナー4を購入した方が断然お得です。
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ルミナーを使うには少しスペックの高いPCが必要
ルミナーはライトルームを拡張して様々な処理が出来るようにして、フォトショップから写真の処理に重点を置いた処理を厳選して取り入れたようなソフトと言うのは、先ほどの項目でも説明しました。
またライトルームとアルゴリズムが異なり、写真の表示や編集時にプレビューを呼び出すたびに作っているようでした。
そのためか若干、ライトルームよりも動作が重たい印象を感じました。
ルミナーの公式の推奨スペックは以下の通りです。
他のソフトや処理をしながら編集すること多いと思うので、推奨スペックよりも余裕がある環境での使用がおススメです。
Windows | |
---|---|
グラフィックス | Open GL 3.3以降との互換性 |
プロセッサ | Intel Core i5以降 |
OS | Windows 7 以降(x64bit OSのみ) |
RAM | 8 GB以上 |
ディスクの空き容量 | 10GBの空き容量 |
Mac | |
Macモデル | Early 2010以降 |
Mac OS | 10.12以降 |
RAM | 8 GB以上 |
ディスクの空き容量 | 10GBの空き容量 |
ルミナーをLrのプラグインとしても優秀
現在すでにライトルームとフォトショを使用している人にもルミナーはおススメできます。
ライトルームのプラグインとして、編集中に呼び出して使用することが出来ます。
フォトショップでは手順を踏むオートン効果やマスク処理など難しい作業も手っ取り早くできます。
ライトルームだけでは足りないけど、フォトショップは難しくて手が出せない人にプラグインとしておススメです。
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ルミナーの顧客対応
今回、ルミナーが気になっているところに、タイミングよくSKYLUM社さんから「Luminar4」の提供をしていただいております。
現地の日本窓口の日本人の担当さんからメッセージをいただいたのですが、メールの応答のテンポもよく即レスしていただけることもしばしばでした。
日本語も通じて、対応も早く緊急の事態でも安心して連絡を取ることが出来そうです。
ただアメリカとの時差が19時間ほどあるため、営業時間内(日本だと深夜)だとレスポンスが早い可能性があります。
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ルミナー4のまとめ
独自のAIによるレタッチは僕らの現像の時短や効率アップに貢献をしてくれます。
今後も伸びていく分野と思われ、先取りして最新の経験をすることがルミナーで出来ます。
フォトショップが勉強次第で何でも出来るのに対し、ルミナーは写真編集に特化して必要な機能・処理をしています。
人それぞれで現像へのこだわりがあると思うので、特徴を理解してからの購入をおススメします。
→マスク処理やオートン効果の処理など複雑な処理も簡単にできる
・ルミナーは買い切り、Lr・Psはサブスクリプション
→ルミナーは10,560円、フォトショップは980円/月。一年の使用ではルミナーがお得
・ルミナーはLrに比べて重い
→理由は画像の読み込み方式が異なるため・PCのスペックがよければ違和感は感じない
・ルミナーをLrのプラグインとしても使用できる
→両方のいい所取りができる