こんにちは! こぎー(@koggy358)です。
カメラ初心者だろうと最初からRAW(ロー)データが何なのかを雰囲気だけでも分かっていると、後々ラッキーだと思える瞬間がぜーーーったい訪れます。
一眼レフカメラやミラーレスカメラの設定をいじくっていると、画質と保存方法の項目がどのカメラにもありますよね。
その画質と保存形式の項目にRAWという聞き慣れない形式があるはずです。しかもJPEGと一緒に保存も出来たりします。
早速まず一言、言わせてください!!
パソコンや保存する場所が許すなら、JPEG画像とRAWデータの両方の形式で保存をするようにしてください!!!!!
RAWデータってむっちゃ重要です。
こぎー調べだと写真が1000倍以上楽しくなります。フォトライフに無限の可能性が広がります!!RAWデータの大切さ
RAWデータがあると写真を撮った後の編集作業にグンと幅が広がります。
最初は修正や編集・レタッチに興味がないかもしれませんが、もしRAWデータを保存していれば興味が出てきたときや必要に迫られたときに後悔をしなくて済むのです。
カメラを趣味にしているとRAWデータの編集が自分の写真に個性を吹き込めれる大切な作業だと分かるようになってきます。
僕は一眼を買ってから4年間ほどJEPG画像のみで保存していましたが、本当に後悔しています。
アングルや構図に満足できて、初心者ながらお気に入りの写真があります。でもちょっと写真が暗かったりするのです。
カメラ任せのJPEG画像では表現できない写真もあります。もしRAWデータで保存していれば、僕は先ほどの写真も画質もきれいなまま明るい写真を作れたはずです。
※カメラの性能の問題ではなく、もちろんRAWデータの知識がない僕の失敗です。
今、僕が見てもビギナーラックないい写真もあります。
もちろんそのままでも色あせない思い出なのですが、せっかくなら自分の手でもっと満足のいく写真にしたいものです。
これからカメラを始める人に僕みたいな後悔をして欲しくないので、出来るだけRAWデータの保存をおススメしています。
RAWデータって何?
僕のお話を長々としてしまいましたが、
「RAW!RAW! むっちゃ連呼しているのはわかったから、一体何やねん!」
「むずかしいことはいいから、雰囲気だけでも理解したい」
という人に説明していくと、
RAWとはカメラのセンサーが取り込んだ全ての情報データです。
「ん? それならJPEGは何なん!」って思うかもしれませんが、カメラが作るJPEGデータはセンサーが取り込んだ全ての情報データ(RAW)から必要最低限の色のデータをカメラが選んで作った画像ファイルなのです。
RAWとJPEGの違いを人間の目と脳で例えると
朝早くに僕と友達の松坂桃李さんは先輩の藤原基央さんのお家に遊びに行くというシチュエーションで説明していきます!
(僕と大スターたちの夢の競演ですよ!!むふふ。)
僕らは藤原さんの部屋にお邪魔すると、朝日差し込むシンプルな部屋でした。
部屋は光で溢れています。そして真っ黒な猫がいます。
まさに目に入った光景の状態です。
つぎに
JPEG画像は脳みその中のイメージです。
僕は勝手に黒猫のことを「綺麗なシルバーグレーのにゃんこ!」と思い込んでいました。
人それぞれ違って、松坂さんの持つ記憶は限りなく黒に近いシルバーグレーの猫だったかもしれませんし、藤原さんには黒色くっきりの記憶の可能性もあります。
目に入った情報を脳みそで、変換して記憶に変えてしまった状態です。なぜ人によって記憶の違いが起きるかというと、その人の脳みそが状況や好み、特性で勝手にイメージして記憶してしまうからです。
JPEG画像はカメラの特性や好みが作ってしまった画像ファイルになります。
要はRAWデータは自分の脳みそが処理する前に目に入ってきた現実をありのままに写した視覚的情報なのです。
ちなみに分かりやすくするために「RAWデータ」と書いていますが、実際はRAWデータも画像ファイルの一種にになります。
目は視覚情報が専門ですよね。聴覚や嗅覚の情報を得ることはできないのと同じです。
RAWデータの原理や論理に沿ったしくみは素晴らしい記事を書いている人のブログで調べてみてください。
8bitが3原色分で~、、など詳しく説明が載っています。
RAWデータで出来ること・メリット
先ほど僕はRAWデータを編集することで自分の写真に個性を吹き込めるといいましたが、もうお気づきでしょうか?
カメラが作り出すJPEG画像はカメラ内の画像エンジン(脳)の影響を思いっきり受けたカメラが作った画像です。
それに対してRAWデータはカメラのセンサー(目)が入手した情報です。
カメラの目もとい、センサーのスペックで情報量の違いなどはありますが、人間も目の構造は誰でも同じようにセンサーの基本的な構造は同じです。
RAWデータを編集ソフトを使って、自分が感じたように編集して最後は画像データとして残す。
RAWデータからJPEG画像を生成することを昔の写真の現像の作業になぞらえて、RAW現像といいます。
このRAW現像によって、僕ら人間がカメラを使って景色を切り取り、自分が表現したい写真を作ることが出来るのです。
ちなみにJPEGでも色を調整したりやぼかしなど編集が可能なのですがおススメはしません。
元々RAWデータから必要な分だけの情報を使って画像を作っているので、情報量が少ないので劣化がおこりやすいです。そして情報量が少ない画像をさらに加工するので、手直しが難しい状態にもなっています。
書道の手直しとか難しいですよね。。それと同じです。
RAWデータには少し欠点が
表現とか画質とかを重視するためにRAWデータは情報量が多いです。ということはデータ容量がJPEG画像よりもはるかに大きくなります。
パソコンやクラウドサービスで保存する場合、容量をたくさん要します。
あとは専用の閲覧ソフトや編集ソフトが必要です。そして専用の編集ソフト自体もパソコンのスペックが低いと動作がゆっくりしていたり、処理に時間がかかってしまいます。
専用の編集ソフトは有料なら「Adobe Lightroom」で、無料なら「RawTherapee」がおススメです。
こぎーのまとめ
RAWデータの重要性について理解はできたでしょうか?
・RAWデータとはカメラが撮った視覚情報が膨大に詰まった大きい容量のファイル。
・JPRG画像はRAWデータの情報から必要な情報を使って作った軽い容量のファイル。
良いところと悪いところ
・良いところは豊富な情報から高画質の画像をつくれること。そして自分の見た色彩や雰囲気、好み通りに編集ができることです。
・悪いところはファイルサイズが大きくて容量を食うことと、取り扱うのに専用のソフトが必要なことです。
絶対にRAWデータが必要というわけではないのですが、自分の必要に応じてRAWデータも一緒に保存するように設定をしてみましょう。
カメラ・写真の楽しみ方が一気に広がります。