こんにちは! 野鳥撮影が楽しい、こぎー(fa-instagramInsutagramfa-link・fa-twitter-squareTwitterfa-link)です。
冬になると暖を求めてハクチョウが越冬で日本に来てくれます。
愛知県でも名古屋からアクセスがしやすい場所だと、一宮市の木曽川がコハクチョウで有名だったりします。
シベリアから越冬してきて冬を過ごし、春先には再びかえって行きます。
河川敷を風がビュービュー吹く中、自然をたくましく生きる姿を撮ってきました。
この記事では撮影で気が付いたことや雰囲気・撮ってきた写真をまとめております。参考になったら幸いです。
クリックで飛べる目次
木曽川のコハクチョウが見れる時期と飛来数
毎年、差はありますが例年12月中旬から末(早ければ15日ぐらい)~翌年の2月下旬(20日ぐらい)までの間が越冬で見ごろです。
・2020年12月末に10数羽ほど飛来をネット・SNSで確認できました。
・2019年は12月の17日の時点でもうコハクチョウの姿を見ることが出来るとニュースで放送されていました。
ただ年によっては越冬の時期が1月ぐらいまでずれ込むこともあり、徐々に越冬のために木曽川に到着するので、1月の正月明け以降に撮影に行けば、一番多い状態に遭遇しやすいと思います。
飛来数は年によってまばらですが、総数は約80羽ほどで、日にちや時間などのタイミングによって見れる数も20羽と少なければ50羽以上と多いタイミングもあるみたいです。
夕日や朝日と絡めても面白い写真が撮れそうです。
長ければ2か月ほど滞在するので、撮影できるタイミングがある程度長いのでベストショットを狙ってみるのも楽しそうです。
場所は一宮の木曽川橋の下流
僕、けっこう木曽川のそこらへんにコハクチョウがいるのかと思っていました。
ツインアーチ138を目印に木曽川へいってみると白鳥がいる気配どころか、フォトグラファーの気配すら一切ありません。
と、単純に調査不足だったのですが、ネットで検索したり数人に聞き込みをした結果、念願のコハクチョウさんにたどり着くことができました。
場所は北方町の木曽川橋の周辺ですが、野鳥の越冬にお邪魔するので、騒音や駐車マナーなどには細心の注意が必要です。
ちょうど僕が着いたのが15時ぐらいでした。
やはり人気スポット。バズーカーを構えた玄人や癒されに来た人など、たくさんの人がいました。
ハクチョウさん、大人気です。バズーカーなレンズカッコいい。ほしいよー
白鳥の餌付けも見ることが出来る
15時ぐらいに着いて、寒さに堪えながら撮影を開始しました。
ちょっとしたら、バケツを持ってハクチョウに近づく人が。
3時のおやつですね。もぐもぐタイムです。
保護活動をされている方に感謝しつつも撮影を続けるのですが、、
まさかのハクチョウ、顔を水面に突っ込みまくり問題
そりゃ厳しい自然の中です。ご飯を食べれないと生きていけないのです。
いい位置に来たと思ったら、顔を突っ込む! 突っ込む!
もうひたすら、野鳥撮影の辛抱の大切さと厳しさを学ばされることになりました。
でもモグモグタイム見てても飽きないですね。かわいいです。
余談ですが、GPSとタグをつけた子もいました。
「むっちゃ管理されてる!!」とビックリしつつも、調査や保護のため行っているので、こうやって実際に見てみると考えされられるものがあります。
暖かい日の撮影がおススメ!寒すぎる日は動かない
僕が撮影に行った日はとても寒く、午後になっても気温は10度を下回っていました。
そして河川敷は風が吹きぬけやすく、とても撮影時も寒かったです。
コハクチョウもいくらシベリアから来たとはいえ、寒さに耐えている感じでした。
暖かい日は比較的、白鳥の動きも活発で飛び立ったりする写真も撮ることが出来ます。
ただ僕が撮影した日は、、
ご飯を満喫したハクチョウさんたちは、ちらほら羽根を広げる場面があるのですが、あまり動いてくれないのです。
僕の妄想の中では、羽をバッサバッサ広げて水面を滑走するハクチョウの姿をバッチリとカメラに収めるストーリーが展開されているのですが、動かねー。
羽を広げてパサパサとはするものの、飛ぶ気配は一切無し。
16時を過ぎたあたりからは、とうとう羽すら広げない。
太陽も傾き、水面も輝き綺麗なシチュエーションです。舞台は揃っているのです。でもハクチョウが動かないのです。
一層、河川敷を通り抜ける風が冷たくなっていきます。
自然って厳しいですね。
そんな感じでタイムアップになってしまいました。
長靴があると安心できるよ
あんまり深く考えず普通にカジュアルなスニーカーで撮影に来たのですが、ちょっと次回は長靴やウォータープルーフ対応の靴できた方がよさそうでした。
ここ、普通に水面ギリギリ付近でもハクチョウまで程よい距離があるので撮影することができます。
普通に足元が濡れているところで皆さん、撮影をしています。それに足元がサラサラな砂浜になってる場所もあるのでスニーカーだと砂が靴の中に入りそうでした。
よく野鳥撮影では200mmや300mmは広角といいますが、近寄れるところまで行くなら対策が必要です。
防寒性能は心もとないですが、一年を通して使用を考えるのなら撮影に適した長靴もあると便利です。
三脚もあるといいよ
場合によると思うのですが、三脚があるととても楽に撮影ができると思います。
今回、僕は持っていかなかったのですが構図を決めてシャッターチャンスを待ったりすると、徐々に手が疲れてきます。
僕はCanon EOS Kiss X7なので、そこまで重たくも無いのですが、フルサイズや大口径のレンズになると三脚が無いと厳しいのではと思います。
ちなみに今回、僕が撮った写真のほとんどは、奥行きを出したかったのでしゃがんでローアングル気味で撮っていました。
その場合は、あんまり三脚の恩恵を得ることができませんが、長時間撮影をすることができるのならば様々なアングルを試行錯誤できるはずなので、心強い味方になってくれるはずです。
こぎーのまとめ
冬だけ見ることができる、ハクチョウの越冬。
かわいいのですが、厳しい冬を耐え抜く姿は凛々しさも感じることができ、野鳥鑑賞や撮影が人気がある理由が分かります。
野鳥撮影は望遠レンズをメインで扱うので、フレームアウトしてしまったりシャッターチャンスまでひたすら辛抱が必要だったりと非常に難しかったのですが、お気に入りの写真が撮れるとすごい気持ちいいです。
また来年もハクチョウが元気に越冬しに来てくれた姿を撮りに行きたいなぁと思う冬の日でした。