こぎーのおすすめ
なんで同じカメラマンなのに?自分は大丈夫?写真を撮るときのマナーについて本気出して考えてみた

こんにちは! フォトを愛し愛される男、こぎー(InsutagramTwitter)です。

有名な撮影スポットに写真を撮りに行くと、けっこうな確率でマナーが悪いなぁと思うカメラマンを見かけます。

僕はよく風景を撮りに出かけるのですが、見かけると同じ写真を愛するものとして気分がゲンナリとしてします。

通行人に文句を言う人や邪魔になる場所での三脚使用、、挙句の果てにはカメラマン同士のケンカなど。

同じ写真やカメラが好きなのに「なんでこんなにマナーが悪いんだろう」と思うこともありますよね

そこで僕らができることを今回考えました。

まずはマナーが悪い人の心理状況を分析して、理解をする

そして僕ら自身がカメラマンとしての立場を理解してどのような考えを持つべきか。どのような行動をとるべきかを考えてみました

僕らができることは少ないですが、僕らがマナーの悪いカメラマンにならないことは必要なことです。

なぜマナーが悪くなってしまうのか

僕らも嫌な思いはしたくないですし、トラブルにも巻き込まれたくないですよね。

そしてせっかくの撮影スポットを今後もクリーンな環境にしたいですよね。

そのためにはまずなぜ、マナーが悪い人が生まれてしまうか・考え方を理解しておくべきだと思います。

そうすればマナーが悪い人への対処方法・減少、自分が陥らないようにすることができるはずです。

僕の経験上、マナーが悪い人には主に2つのパターンがあります。

ほとんどがこのパターンだと思います。

自分を制御しきれなくてマナーが悪くなるカメラマン

自己中心的で周囲を気にしないカメラマン

早速、解説をしていきます。

自分を制御しきれなくてマナーが悪くなるカメラマン


つい熱中してしまう方に多いパターンです。

ちょっと前のことなのですが、撮影スポットでカメラを撮っていたときに、隣にいたカメラマンと会話が弾み談笑になったのですね。

その人はフォトコンテストに出す写真を撮るために、シャッターチャンスを長い時間粘っていたそうです。

知識も豊富で気さくな人だったのですが、シャッターチャンスが訪れて夢中に写真を撮っているときのことでした。

通行人が構図内に通りかかると、小言で「あー邪魔だなぁ」などつぶやき始めて、徐々にボルテージが上がってきたのか、最終的には周囲に聞こえる声の大きさで独り言を言い始めたのです。

隣にいた自分は、焦ったし結構恥ずかしかったのですが、本人は自分の態度に気が付いていませんでした(笑)

気持ちは「いい写真が撮りたい」の一心です。

熱中してしまい、絶好のチャンスを逃さないという気持ちが抑えきれなかったのです。

写真を撮っていると感じるのですが、本当に同じ景色でも同じ写真ってその時しか撮ることが出来ません。

興奮して冷静さを失うのも、同じフォトグラファーとして分かるのですが、一日シャッターチャンスを待てたのなら我慢するべきです。

大体の人は注意すれば我に返ってくれるのですが、中にはこの後説明する自己中タイプの可能性もあるので注意が必要です。

自己中心的で周囲を気にしないカメラマン


花火や展望台など限られた観賞場所で他の観光者にキレたり、鑑賞が邪魔になる場所にいすわる輩。

私有地へ侵入したり、構図作りするために木々などを破損させる、、など人や環境に対して態度が悪い人。

あんまり説明する必要はないかもしれませんが、自分さえよければいい人達です。

人に迷惑をかけてまで撮る写真に、どんな価値があるかは分かりませんが、その程度の写真しか撮れない方々です。

カメラマンだけに言えたことではない、そもそも勘違いされてる人達です。

中々に対処の方法がなく、そもそも自己中なので他人の言う事をあまり聞いてくれません。

黙って傍観するか、危害が届かないように離れるしか手がなさそうです。

こんな記事を書いていて、恐縮なのですが僕も対処方法をしりたいです(笑)

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僕らがマナーのいいカメラマンになるための考え方

僕らがマナーが悪い人達に対してできることは、正直ほとんどないと思います。

自ら巻き込まれて2次被害を生んでしまったり、ただ嫌な思いをしてしまう可能性もあります。

もちろん解決ができるのなら、大人な対応で解決をしてしまいましょう。

では何が出来るかというと、僕らがまずはお手本になってマナーのある行動をするべきだと思います。

そしてマナーが悪いカメラマンにならないように心がける必要があると思います。

そのためには僕らの立場を理解して、謙虚な気持ちで撮影をする必要があると思います。

カメラマンは世間にとっては異物でしかない

名古屋駅と桜とレーザービーム
一眼レフなどのカメラをもってスナップ写真を撮りに出かけたことはあるでしょうか?

名古屋駅周辺だと一日で数名、見ることが出来たら大の字です。

撮影スポットに出かければ、当たり前にいるカメラマンですが、圧倒的に少数派なのです。

さらに三脚を立てたり、そもそもレンズを買い足したりする人も、一眼レフ購入者でも半数以下だったりします。

写真に興味が無い人からみたら撮影姿は変わった風景にしか見ることが出来ません

撮影の雰囲気が「変わった風景」だけだったのなら問題ないのですが、少数派がさも「俺らが優先」みたいな顔をしていたり、当たり前のように三脚を立てて場所取りを始めても「邪魔な風景」にしかんなりえません。

いくらスマホのカメラが普及したとはいえ、一眼レフやミラーレスのカメラが趣味の人とそうではない人との間では圧倒的な意識の壁があります

興味がない人には三脚を立てる意味も、なぜその場所を選んでいるかも分からない場合が多いです。

普通に撮影スポットで三脚を立てている光景を、写真が趣味でない人は珍しがってみていることもザラです。(それはそれで趣味でない人もマナーがわるいですが。)

あくまでカメラは写真を撮るための道具でしかありません。

大きな三脚や機器をもった僕らが、どれだけ場所を余分に占有して、場合によって邪魔になってしまう存在かを意識しておく必要があります。

写真を愛すのなら被写体を愛せ


つい熱中してしまうほどの熱量をもっているのなら、その熱量を自分の写真だけに注ぐのではなく、写真になってくれた被写体にも注ぐべきです。

僕らが満足のいく写真がとれたのは被写体のおかげといっても過言ではありません。

大げさな話を言うと、今後、日本国内で桜が見れる機会が減ってくるかもしれません。たくさんの地域開発が進めばホタルや星を綺麗に撮れる場所も減ってきます。

人工物である花火大会や施設だって、マナーが悪ければカメラや三脚が禁止になってきます。

僕らの行動が塵に積もって、良い結果にも悪い結果にもなるはずです。

写真は「自分ひとりだけでなく、被写体が無いと撮れない」ということを常に考えておくべきです。

そうすればマナーも改善され良くなり、写真が趣味で無い人とも理解がし合えます。さらにカメラが趣味の人の人口が増えれば、それだけ盛り上がりを見せることが出来ます。

こぎーのまとめ
自分のカメラマナーを徹底する気持ちが大事

きっとこの記事を読んでくれている方は、カメラのマナーについて気になったからだと思います。

そして少しでも改善したいと感じてくれているはずです。

僕はそんな人が多くなると、今後のカメラ業界もさらにクリーンでより良いものになっていくと思います。

そんな人でも、先ほどお話に出てきた「自分を制御しきれなくてマナーが悪くなるカメラマン」というのは、誰でもなりえる可能性もあります。

そうならないためには「写真を撮らせてもらっている」といった意識を念頭においておくことが重要だと思います。

真摯な態度で向き合った、丁寧な写真こそ自己満足を超えて、見る人を魅了できる写真になるのです。

余談ですが、撮影に向かうときからカメラマンのマナーは試されています。

早く撮影スポットに着きたくて車を飛ばしてしまうなんてことはないようにしましょう!

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