こんにちは! フォトブロガーのこぎー(fa-instagramInsutagramfa-link・fa-twitter-squareTwitterfa-link)です。
僕はキヤノンの一眼レフカメラ「EOS Kiss X7」をもう6年以上使用しています。(2013年4月発売)
「EOS Kiss X7」は一般的にエントリー機や入門機と言われるカメラで、このブログの写真も全てこのカメラで撮っています。
そして入門機のカメラを使い倒してみて、どんな人に入門機を薦めれば良いのかも分かってきました。
一概に価格の低い入門機を購入すれば、いい写真が撮れるわけではないのです。
ではどんなカメラなら初心者の方が納得できるかを考えた結果、予算が一つのものさしになります。
その上で、、
最初から何が撮りたいか目標がある人なら、選ぶカメラの選択がおこないやすいのですが、漠然と「写真撮るのが楽しい!!」という人は色々撮影をしていくうちに、撮りたいジャンルが定まっていきます。
人を撮りたいのなら、瞳フォーカス機能が強いカメラ。などなど。
カメラにも得意や不得意があるんだよ!
では、漠然と一眼カメラへステップアップしたい人は、どんなカメラを買ったらいいのかと言うと、、
まずはオールラウンド機なら失敗することはありません。
カメラは高ければその分、性能が良くなります。
どれだけ予算を
スマホなどから、ステップアップして一眼カメラを購入するときの考え方(予算が一番の理由を解説)と、まずは購入しても後悔しないカメラをピックアップして紹介します。
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実はお金が許す限り良いカメラを買った方がいい
初心者の方への記事なのですが、、いきなりぶっちゃけ話しです。
先ほどの通り、実は入門機のカメラだから、いい写真が撮れるというわけではないのです。
自動車と同じで、免許取立ての人がいきなり高級車のベンツやレクサスに乗れたのなら、安全性やパワーも良くて快適に運転できますよね。
それと同じで廉価なカメラは機能が省かれていたり、素材や性能が抑えられています。
高価なカメラは色々な状況に対応ができ良い写真が撮れやすく、画質や連写性能などのスペックが高いのです。
なのである意味、高価なカメラは初期投資で高額になるけど高品質で耐久性もあり長く使えるので長期的に見るとお得でもあります。
本気でカメラを趣味にしたいのなら、値が張っても最初からスペックの良い機種を選択することをおススメします。
被写体によっては一眼カメラでもスマホカメラと同じような写真しか撮れない場合もあるから、勉強(絞りやシャッタースピードなどの知識)も必要だよ!
高価なカメラには欠点もあり、見合う交換レンズが高価だったり、多機能でボタンがたくさんあったり、、重たかったり(主に一眼レフ)します。
高い車は快適ですが大きかったり、ハイオクガソリンや高価な部品で維持費用がかかるのと一緒です。
カメラの購入は最安値の入門機を買う場合でも、初期投資として5~10万円近くかかる高額な買い物です。
購入後も遠出やメンテナンス道具、撮りたい被写体によっては三脚などの様々な出費がかさみます。
出来るだけ後悔しないように下調べして、お店で店員さんにしっかり質問して聞いて(流されてはダメですよ!)、気持ちよくカメラを購入して欲しいです。
ちなみに僕が本当に今買うなら、理想として一番おススメするカメラはこちらの「SONY α7Ⅲ」です。
オールラウンドに対応できて、スペックもハイスペックなので長く使うことができます。
おススメの入門機
では前置きは終わりです。カメラを紹介していきます。
まずは一般的に入門機といわれる比較的に価格帯が低いラインになります。
僕が使っている「EOS Kiss X7」はベストセラーカメラで、今だに最小・最軽量一眼レフカメラでおススメなのですが、生産が終了しているため、中古なら買うことができますが新品はまず難しいです。
そこで同等以上の最新機種や型落ちでも購入できる人気機種を紹介したいと思います。
現在主流になっているミラーレス一眼カメラと比較的安く購入できる一眼レフカメラの項目に別けて紹介しています。
一眼ミラーレスカメラ
今主流のミラーレスカメラです。
今はちょうど一眼レフから一眼ミラーレスに変わる過渡期の時期です。
一眼ミラーレスとは一眼”レフ”カメラのレフ(内部の鏡)をなくして電子的に制御しているカメラで、ミラーレスカメラの方がミラーがない分、軽くなっています。
画質もミラーレスだから良くないというわけではないので、軽さや最新の流れを重視するならミラーレス一択になります。
SONY α6400 ILCE-6400Y
現在、ミラーレスといえばソニーなぐらい、ソニーは勢いがあります。(コスパがよく、ソニーは電子機器のノウハウがあり、センサーが世界シェア一位で品質がいいため)
先ほども出てきて、この後にも紹介する、大きめのセンサー(フルサイズセンサー)を積んでいる「α7」シリーズの「α7Ⅲ」が今、センサーの性能が圧倒的にいいのです。
ハイスペックなのに対してコスパがいいため、キヤノンや二コンを抜いて一番大人気のフルサイズミラーレスカメラになっています。
「α6400」は僕が使用している「EOS Kiss X7」と同じAPS-Cというセンサーなのですが、後々フルサイズの「α7」シリーズなどにステップアップをしたいときに、「α6400」にフルサイズ用のレンズを使用していれば使いまわしができます。
(※APS-C用のレンズはセンサーサイズの違いからフルサイズカメラで使用のに向いていないのです)
高品質のレンズならステップアップしても引き続き使える!
フルサイズ用のレンズは高価なのですが、品質やボケ具合もいいものが多く、サードパーティー(他社)製の購入を視野に入れれば純正レンズよりも安く購入することができます。
ソニーは面白いことに、下のランクの機種でも可能なだけ最新の性能を搭載してきます。
このカメラだとAF(オートフォーカス)性能が最上位機種の「α9」に匹敵する早さのため、初心者でもピント合わせが行いやすいです。
なので入門機でもスペックが良く、フルサイズのレンズなら買いなおさなくて済むのが利点になります。
Canon EOS Kiss M
そのキヤノンの入門ミラーレスカメラです。
APS-Cセンサーのミラーレスの中で売り上げも常にトップで、「EOS Kiss M」は本格的だけど軽くて綺麗に撮れる一眼ミラーレスカメラが欲しいのならおススメのカメラになります。
キヤノンは体感的に操作しやすいカメラを作ることに長けているので、操作も覚えやすいカメラになります。
ちょっと欠点もあり、フルサイズミラーレスの「Canon EOS R」シリーズは「Canon EOS Kiss M」とレンズの規格が異なります。
MマウントはAPS-C専用設計なんだね。
なのでフルサイズにステップアップをする時は、今までのレンズが使用することが出来ません。
あまりステップアップは考えておらず、旅行先や気楽に楽しみたい趣味としていいカメラを一台購入したい人にピッタリです。
一眼レフカメラ
主流はミラーレスなのですが、一眼レフカメラも最新機種が発売されています。
確かな実績があるキヤノンのカメラ「Canon EOS Kiss」シリーズの最新機種と型落ち機種の2台がおススメになります。
Canon EOS Kiss X10
最新の機能を詰め込んでいるので、入門機でも最新の機種を使いたいのならおススメのカメラになります。
Canon EOS Kiss X7i
「EOS Kiss X7」譲りで一眼レフカメラだけど軽く持ち運びやすく、型落ちになるので安く購入することができます。
今回紹介するカメラの中で、一番低価格のカメラになります。
スペックも高いとは言えませんが、上手な人が使えば綺麗な写真が撮ることが出来ます。
天の川だって撮れるよ!
僕が本当におススメする一眼カメラ
ある程度のスペックがあり、さまざまな状況に対応しやすいカメラになっています。
現状はミラーレス戦国時代です。
全てのメーカーが凌ぎあって、それぞれのメーカーの得意をぶつけ合っています。
一概にどのカメラがいいと、一言では言えないので予算を考え自分にあったカメラを選ぶことで後悔せずにすみます。
SONY α7Ⅱ ILCE-7M2K
こちらは現行機の「SONY α7Ⅲ」の一つ前の世代の機種になります。
本来、フルサイズのカメラは最低でもボディーだけで20万近くの値段だったのですが、この「sony α7Ⅱ」は値段が下がりボディだけで約13万ほどで購入することができます。
正直、レンズはフルサイズ用しか使用できないですが「α6400」との値段の差が気にならないのなら、こちらを買った方がいいかもしれません。
「SONY α7Ⅲ」が圧倒的に性能が良くなっているのですが、最初からフルサイズを購入してしまうのなら問題ないカメラだと思います。
購入予算に余裕がある人で、真剣にカメラを趣味にしたい人におススメのカメラになります。
SONY α7Ⅲ ILCE-7M3
ちなみにお金が許すのなら今一番の人気の「SONY α7Ⅲ」を購入することをおススメします。
「sony α7Ⅱ」から飛躍的に進化しており、バッテリーの持ちが良く約2倍の枚数の写真を撮れるようになったり、持ちやすさやほとんどのスペックが改善されています。
また目玉機能として「瞳AF」という人物撮影(ポートレート)での瞳へのフォーカス機能が有能なのです。
ボケやすくピントが薄くなりがちな一眼カメラでは、とても便利な機能なのです。
しかもボディの中に手振れ補正をする機能があるので、オールドレンズというインスタなどでよく映えるフィルムライクな写真が撮れるレンズを使うのに適しています。
高い買い物になりますが、ハイアマチュアレベルの上級者でも使用者は多く、機能特化機やフラグシップ機が欲しくならない限りは問題なく使うことができるはずです。
せっかくSONY α7Ⅲを買うのなら僕の考えですがキットレンズも良いレンズなのですが、レンズも少しいいものを考えた方がいいです。
ボディ単品を購入して、他のレンズを購入の方が後々納得できると思います。
ソニーの純正ズームレンズをまとめた記事もあるので、レンズ選びの参考にしてください。
ソニー純正が高いなぁと思う人にはタムロンという会社のレンズがおススメです。
このレンズなら純正よりも低コストでF2.8(絞り値が低いことが重要で、暗いところでも明るい写真が撮れます)と上級者でも納得のいくレンズになります。
F2.8だと比較的に星空の写真も苦労せずに撮ることが出来ます。
ちなみに純正のF2.8の絞り値のレンズは「GM」クラスで最上級で、平気で20万円以上します。10万円以下の半額以下で買えるタムロンのレンズのコスパのよさが分かりますよね(笑)
このカメラと紹介したレンズで綺麗な写真が撮れないのなら、100%撮り手の腕が悪いといいきれるほどのカメラとレンズだと思います。
Canon EOS RP
ソニーから約5年ほど遅れて、キヤノンと二コンもフルサイズのミラーレスを投入してきました。
そのキヤノンから2番目に発売された、フルサイズミラーレスカメラです。
価格帯が「sony α7Ⅱ」と「SONY α7Ⅲ」の中間にあり、フルサイズミラーレスながら比較的手を出しやすい機種になっています。
キヤノン自体も「EOS RP」で、フルサイズを最初から買うカメラとして選択できるよう意識して作られているのがインタビューなどを読んでいると伝わってきます。
レンズがフルサイズミラーレスから「RFマウント」という規格になり、かなりレンズの評価が高いのでレンズを重視するのならキヤノンをおススメします。
「RFマウント」にはちょっと欠点もあり、最新の規格のため対応したものしか使えず、まだまだレンズが数本しか発売していないのです。
ミラーレスの特性と新しい規格の自由度が高くとても将来性があるのですが、今購入するとなると充実するまで数年の単位でかかるので気長に待てるなら問題はありません。
Nikon Z6
「SONY α7Ⅲ」よりも高く、キヤノンと同じくレンズが新しい規格で「Zマウント」という規格です。
二コンはボディの作りもレンズの作りも、素晴らしく質実剛健でソニーやキヤノンよりもしっかりしているイメージがあります。
ハードな環境にも強いカメラが多く、しっかりともてるグリップに耐久性においては一番信頼できるメーカです。
家電量販店でソニーとキャノンと比べてみても、少し触っただけで二コンが一番もちやすく、疲れにくいです。
その代わり値段が張ります。レンズも現状、高品質の物しかなく発売本数も少ない状態です。
ですが、間違いなく品質においていいカメラです。
こぎーのまとめ
僕がおススメできるのは、ここまでです。
自分がどのようなカメラライフを過ごすのか想像してみて、納得いくカメラを購入するか考えてみてください。
・いきなり良いカメラを買っておけば、後々、お金がかからないので初期投資として買ってしまうのか。
あくまで、あくまで~も、僕の考えですが結婚する前や自分に持ち金を投資できるなら、後でフルサイズ機や高いレンズを買うのは、色々な意味で大変なので先に頑張って一式購入することをおススメします(笑)
「必要なら買ってもいいよ」と妻が言ってくれても、家計を考えると踏み出せないのです、、
自分の飽き具合や本気度。撮りに行く頻度などを考え、予算と相談しながら購入をしましょう。
もし迷っているのなら、「fa-chainお問い合わせ」から相談をしていただければ、可能な範囲でお答えしたいと思います。